前からちょっと気になっていたキーボディスト、渡辺シュンスケの小気味よく洗練された音世界。カフェロン(Cafelon)「ノーモアユーモア(No More Humor!)」(M)
以前にご紹介のビル・エヴァンス(Bill Evan)の「Waltz for Debby」のカヴァーの、土岐麻子の歌う日産TEANAの傑作CMのアレンジ、カーネーション(Carnation)のサポートなど、前からちょっと気にっていたキーボディスト、渡辺シュンスケ。
遅ればせながら、渡辺シュンスケ率いるカフェロン(Cafelon)の4枚目のミニ・アルバム「ノーモアユーモア(No More Humor!)」(2005年)を手に入れてみましたが、完成度の高い小気味よく洗練された音世界が楽しめる、傑作です。
きっかけは、ミュージックシェルフ(MUSICSHELF)の土岐麻子のプレイリスト「ともに『TOUCH』を作ってくれた10人、10曲 」。
ここで、土岐麻子は、 オランダの1960年代の伝説的人気TVシリーズの映画をイメージした日本企画のオムニバス・アルバム「クリビアにおまかせ!」(2004年)収録の、カフェロン(Cafelon)「コーヒー」を紹介。
今まで、何となく気になっていた、「渡辺シュンスケ」、「カフェロン(Cafelon)」という名前ですが、この曲を聴いてみて、その小気味よく洗練された音世界が一発で気に入りました。
そこで、現在のところの最新ミニ・アルバムである「ノーモアユーモア(No More Humor!)」(2005年)も入手。
かなりの完成度と趣味の良さが印象的です。
カフェロン(Cafelon)のMy Spaceのフレンドを見ると、XTC、ベン・フォールズ(Ben Folds)、ショーン・レノン(Sean Lennon)の名前があり、納得。
現在、amazonで入手できるミニ・アルバムとして、カフェロン(Cafelon)「トレモロホリデー」(2003年)もあります。
こちらは、バリー・アンドリュース(Barry Andrews)在籍時の初期XTCを彷彿とさせる、キーボードを効果的に使用したスピーディーなロックン・ロールを展開。
奥田民生のユニコーン(Unicorn)も初期は、同様なサウンドでしたが、カフェロン(Cafelon)の方が洗練されています。
サポートが忙しいのか新作が途絶えている、渡辺シュンスケ率いるカフェロン(Cafelon)、フル・アルバムを期待します。
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