特定目的会社(TMK)関与者必携の書の待ち望まれた改訂版。長崎幸太郎[編著]/額田雄一郎[改訂] 「逐条解説 資産流動化法」
改訂前の長崎幸太郎・和佐健介・馬渡直史・遠藤友哉[共著]「逐条解説 資産流動化法」は2003年8月発売で、その後2005年に会社法が施行され、資産流動化法も大改正。
それを受けて発売されたのが、左写真の仲川穂積,・額田雄一郎・ 西山 香織[共著]・岡田大[編集] 「逐条解説 会社法現代化後の資産流動化法」商事法務(2005年7月)。
その後さらに2007年の改正信託法の施行を受けて、商事法務版から額田雄一郎弁護士も加わり、長崎幸太郎[編著]/額田雄一郎[改訂] 「逐条解説 資産流動化法」きんざいが改訂の運びへ。
不動産市場は、まだまだ不透明な状況が続きそうですが、そもそもは経済全体としてのリスク配分の効率化・分散化のために設けられた資産流動化法、有効に活用して行きたいものです。
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