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2009年1月

千葉県人の魚に対する目の確かさがよくわかる、私のお気に入り。「寿司 やまと 海浜幕張店」(番外編:海浜幕張)

Photo  今回は、「ランチ・グルメ等(八重洲・京橋・銀座・丸の内・日本橋)」の番外編として、千葉は海浜幕張の私のお気に入りのお店を紹介。

 海浜幕張駅前の「寿司 やまと 海浜幕張店」は、千葉県鴨川市の鮮魚商を発祥とする、築地にも営業所を持つ鮮魚卸の「ヤマトグループ」が経営する寿司店。

 グループの他の寿司店は回転寿司が多いようですが、海浜幕張店は回転寿司ではありません。

 「寿司 やまと 海浜幕張店」の売りは、鮮魚卸の経営らしく、産地の市場仲買・卸からお店に直送された新鮮なネタ。

 握り方や仕事がどうのといった気取ったところはいっさいありませんが、魚の産地で育った、千葉県人の魚に対する目の確かさがよくわかる、私のお気に入りのお店です。

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「まろやか」な音像が気持ちよく音だけでも十分に楽しめます。ランディ・ニューマン(Randy Newman)「Harps and Angels」(M)

H210130_harps_and_angels ミュージック・マガジン(MUSIC MAGAZINE)のベスト・アルバム2008年の「ロック(アメリカ/カナダ)」部門で1位に選ばれていたランディ・ニューマン(Randy Newman)「Harps and Angels」(2008年8月)。

 ヴァン・ダイク・パークス(Van Dyke Parks)は好きだけど、ランディ・ニューマン(Randy Newman)は「ちょっとなぁ」という、どちらかというと歌詞よりもサウンド派の私も、そんなにすごいアルバムなのかと思わず購入。

 先日のザ・ウェルカム・ワゴン(The Welcome Wagon)「Welcome to the Welcome Wagon」の記事でも指摘させていただいた、最近私が注目している「まろやか」な音像が気持ちよく、なるほど確かに、これなら音だけでも十分に楽しめる傑作です。

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特定目的会社(TMK)関与者必携の書の待ち望まれた改訂版。長崎幸太郎[編著]/額田雄一郎[改訂] 「逐条解説 資産流動化法」

H210129  米サブプライム・ローン問題に端を発する世界金融危機により、逆風が続く不動産市場。

 そんな中、特定目的会社(TMK)関与者必携の書の待ち望まれた改訂版、長崎幸太郎[編著]/額田雄一郎[改訂] 「逐条解説 資産流動化法」きんざい(2009年1月)が発売になりました。

 新規スキームはなかなか難しいかもしれませんが、スキームの見直し等にも多い役立つ1冊です。

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洗練と神秘性の魅惑のストリング・アレンジ。宮川弾(Dan Miyagawa)「ニューロマンサー(Newromancer)」(M)

H210128  GREAT 3 (グレイト・スリー)「Quincy」(2001年3月)、シンバルズ(Cymbals)「Sine」(2002年7月)、ファンタスティック・プラスチック・マシーン(Fantastic Plastic Machine、FPM)こと田中知之の最高作「too」(2003年2月)といった名作の影にその姿ありの名脇役、宮川弾(Dan Miyagawa)。

 宮川弾アンサンブル(Dan Miyagawa Ensemble)名義の「pied-piper」(2006年10月)に続く、宮川弾(Dan Miyagawa)の2ndソロ・アルバム、「ニューロマンサー(Newromancer)」(2009年1月)が到着。

 前作と比べると、1980年代を意識したサウンドと自らがヴォーカルをほとんどの曲をとっている点が大きな特徴ですが、洗練と神秘性の魅惑のストリング・アレンジは健在です。

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会計事務所の繁忙期におけるやっかいな伏兵、固定資産税(償却資産)。平成21年度の注意点!

H210127_100100  1月は、法定調書合計表の提出等、会計事務所の繁忙期ですが、やっかいな伏兵が1月末が提出期限の固定資産税(償却資産)、俗称「償却資産税」の申告。

 固定資産は、法人税でも、計上するのかしないのか、取得価額はいくらなのか、耐用年数は何年なのか等判断に迷う事項が多く、難しい分野。

 さらに、地方税の固定資産税(償却資産)、俗称「償却資産税」の申告は、家屋と償却資産の区分はどうするのか、法人税法上の減価償却資産のうちどれが償却資産にあたるのか等判断に迷う事項が。

 こんな提出期限ぎりぎりで恐縮ですが、平成21年度の固定資産税(償却資産)、俗称「償却資産税」の申告の注意点を再確認させていただきます。

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帰ってきた世界一カッコいいドラマー、スチュアート・コープランド (Stewart Copeland)!ザ・ポリス(The Police)「サーティファイアブル(Certifiable)~完全限定デラックス盤」(M)

H210126  米経済誌「フォーブス(Forbes)」が、2008年9月に発表したミュージシャンの長者番付(World's Best-Paid Music Stars)で、2007年6月1日から2008年の6月までの一年間で最も収入があったとして、見事1位となったザ・ポリス(The Police)。

 再結成ワールド・ツアーで、1億1500万ドル(約120億円)を稼いだらしい。

 その再結成ワールド・ツアーの2007年12月のアルゼンチンの首都ブエノスアイレス公演の模様を、DVD、CDの両方で楽しめるのが、「サーティファイアブル(Certifiable)~完全限定デラックス盤」 (2008年11月)。

 世界一カッコいいドラマー、スチュアート・コープランド (Stewart Copeland)が帰ってきました!

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パリの製粉会社と直接提携したバケットがおいしい。「VIRON(ヴィロン) 丸の内TOKIA(トキア)店 」(丸の内)

Photo  実用性の高いグルメ・ブログとして参考にさせていただいている「銀髪グルメ紀行」で、2008年に食べたものでもう一度食べたい一品を紹介した「この一品(東京)」で取り上げられていた「VIRON(ヴィロン)」。

 「VIRON(ヴィロン)」は、「All About」の清水美穂子氏によるインタビューによると、兵庫県加古川市のパンの製造・販売会社であるニシカワ食品株式会社の3代目、西川隆博氏がパリで「バケット・レトロドール」のおししさに感動し、製粉会社VIRONと直接提携し、2003年に株式会社ル・スティルを設立して始めたお店。

 もともとは渋谷のお店ですが、「丸の内TOKIA(トキア)」にも「VIRON(ヴィロン) 丸の内TOKIA(トキア)店 」があるので、「バケット・レトロドール」を使ったサンドウィッチなどを、さっそく新年明けのお昼に買いこんできました。

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変な名前、変なジャケットにひるんではいけない、驚きの完成度の「関西現代音楽ポップ」。ウリチパン郡(Urichipangoon)「ジャイアント・クラブ(Giant Club)」(M)

H210122  先日、当ブログでご紹介した、UAの新作シングル「2008年」(2008年12月)収録の3曲目「黄金の緑 ウリチパン郡MIX] を手がけた、ウリチパン郡(Urichipangoon)。

 http://www.myspace.com/urichipangoon

 変な名前、変なジャケットにひるんでなかなか買うのがためらわれた2ndアルバム「ジャイアント・クラブ(Giant Club)」(2008年4月)ですが、ミュージック・マガジン(MUSIC MAGAZINE)等の年間ベスト・アルバムでのあまりの好評ぶりにおそるおそるチャレンジ。

 なるほど、坂本龍一等の音楽家や音楽通が絶賛するとおり、驚きの完成度の、内橋和久やレイ・ハラカミ(Rei Harakami)に相通ずるような、オリジナルティあふれる「関西現代音楽ポップ」です。

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「黒字倒産」と「欠損金の繰戻し還付」による税金の取り戻し。「2008年上場企業倒産は34件、戦後最悪 「黒字倒産」が19件、過半数を占める」(2009年1月14日付「日刊帝国ニュース」より)

 2009年1月14日付「日刊帝国ニュース」よると、2008年上場企業倒産は34件で、これまで最多であった2002年の29件を上回り、6年ぶりに戦後最悪を更新したとのこと。

 倒産前の直近本決算における当期純損益(単体)の状況をみると、黒字が19件(構成比55.9%)に対し、赤字が15件(構成比44.1%)となり、「黒字倒産」が過半数を占めていたそうで、これは驚くべき事実。

 株式会社アーバン・コーポレイションの310億9,200万円(2008年3月期)、株式会社モリモトの102億4,300万円(2008年3月期)、株式会社スルガコーポレーションの78億7,500万円(2008年3月期)、株式会社ノエルの16億2,600万円(2007年8月期)、ランドコム株式会社の15億9,100万円(2007年12月期)と、上位5社はマンション分譲を手がける不動産会社が占めており、同業界の事業環境の急変ぶりに、改めて特にリーマン・ショック後の世界金融危機の凄まじさを痛感。

 「黒字倒産」で忘れてはならないのが、「欠損金の繰戻し還付」による税金の取り戻しです。

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クレア・マルダー(Clare Muldaur)へ受け継がれた魅惑の声と小粋なセンスのDNA、No.6「アヴァロン・ブルース ミシシッピ・ジョン・ハート・トリビュート(Avalon Blues A Tribute to the Music of Mississippi John Hurt)」(M)

H210122_avalon_blues  父、ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)から、クレア&ザ・リーズンズ(Clare & the Reasons)が好評のクレア・マルダー(Clare Muldaur)へ、受け継がれた魅惑の声と小粋なセンスのDNAを探る第6弾は、前回に引き続き親子共演。

 舞台は、伝説のブルース・マン、ミシシッピ・ジョン・ハート(Mississippi John Hurt)へのトリビュート・アルバム、「アヴァロン・ブルース ミシシッピ・ジョン・ハート・トリビュート(Avalon Blues A Tribute to the Music of Mississippi John Hurt)」(2001年6月)。

 ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)名義の11曲目「チキン(The Chiken)」のカヴァーで、ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)とクレア・マルダー(Clare Muldaur)、そしてクレアの姉のジェニ・マルダー(Jenni Muldaur)の親子3人の共演が楽しめます。

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ずいぶん久しぶり、約6年振りの全面改訂版がようやく発売。森田哲彌 ・宮本匡章編著「会計学辞典 第五版」

H210121  信頼のおける会計用語辞典の定番の約6年振りとなる全面改訂版、森田哲彌 ・宮本匡章編著「会計学辞典 第五版」(2008年12月)がようやく発売。

 本書の前書きにもありますが、第四版(平成13年)が発売された頃からの会計制度の改革は、正に「激烈」。

 商法系列の会計が会社法と会社法施行規則・会社計算規則の制定により、証券取引法系列の会計が金融商品取引法への移行と各種の財務諸表規則等の改正・新設によりひと区切りの状態を迎えたため、刊行の運びとなったようです。

 しかし、国際会計基準の足音が迫る今日この頃、次の改訂はまたかなり先になるのでしょうか?

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バラク・オバマ(Barack Obama)の「チェンジ・ハズ・カム(Change has come)」とサム・クック(Sam Cooke)の「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム(A Change Is Gonna Come)」。サム・クック(Sam Cooke)「キープ・ムービンオン(Keep Movin' On)」(M)

H210120keep_movin_on もうすぐ就任式のバラク・オバマ(Barack Obama)米次期大統領。

 HMV銀座店で、なんとバラク・オバマ(Barack Obama)が表紙の「Blues & soul records (ブルース & ソウル・レコーズ) 2009年 02月号」を発見し、思わず購入。

 どうも、2008年11月4日のシカゴ(Chicago)での勝利宣言で、サム・クック(Sam Cooke)の名曲「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム(A Change Is Gonna Come)」(1964年)の歌詞を引用したと話題になっていたらしい。

 「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム(A Change Is Gonna Come)」をリマスター音源で楽しめるのが、サム・クック(Sam Cooke)「キープ・ムービンオン(Keep Movin' On)」(2002年)です。

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チェンジに期待します。「『タイム』誌特別編集 オバマ ホワイトハウスへの道」

H210120  いよいよ、20日の就任式まであとわずかとなった、バラク・オバマ(Barack Obama)米次期大統領。

 キオスクで目に留まった、表紙写真に思わず魅かれ、「『タイム』誌特別編集 オバマ ホワイトハウスへの道」(2009年12月)をゲット。

 3年間密着取材した『タイム』誌による、ハワイでカンザス出身の白人女性とケニア人黒人男性の間に生まれ、インドネシアで子ども時代を過ごすなど数奇な半生についてなどの読み物+写真集といった内容で、彗星のごとく現れたバラク・オバマ(Barack Obama)の逸話、写真、どれをとっても興味深く魅力的です。

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揺るぎない独自の世界を繰り広げる貫録の最新シングル。UA「2008」(M)

H2101182008  昨年年度末に発売された、UAの18ヶ月ぶりの新作となる、シングル「2008年」(2008年12月)が発売。

 UAは、作年8月に第2子を出産したらしく、妊娠中に自宅で撮影したらしい写真を使用したジャケット・デザインは、前アルバム「Golden green」など最近のUA作品を手がける永戸鉄也氏によるもので、強烈なインパクト。

 特に、タイトル曲「2008年」は、UAの詩、これまた最近のUA作品ではおなじみの内橋和久の作曲・編曲・プロデュースが相乗効果を発揮し、もはや貫録とも言える、揺るぎない独自の世界が繰り広げられます。

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土日祝日の単品注文のランチも楽しい。「ダバ・インディア(Dahba India)」(八重洲)

Photo  以前に当ブログで、インドの日常食と言われるミールスをご紹介した「ダバ・インディア(Dahba India)」。

 今回は、土日祝日のランチ時に単品注文。

 タンドール料理、南インドカレー料理を中心に豊富なメニューがあり、3~4人集まってとりわけると実に楽しいランチが味わえます。

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クレア・マルダー(Clare Muldaur)へ受け継がれた魅惑の声と小粋なセンスのDNA、No.5。ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)「パスワード(Password)」(M)

H210116 だいぶ間が空いてしまいましたが、前回に引き続き、父、ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)から、クレア&ザ・リーズンズ(Clare & the Reasons)が好評のクレア・マルダー(Clare Muldaur)へ、受け継がれた魅惑の声と小粋なセンスのDNAを探る第5弾。

 今回は、ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)のソロ名義、「パスワード(Password)」(2000年)。

 注目は、何といっても、ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)とクレア・マルダー(Clare Muldaur)の親子共演曲、ベッシー・スミス(Bessie Smith)のレパートリー、「アット・ザ・クリスマス・ボール(At the Christmas Ball)」のカヴァー。

 「クリスマスだよ、クレア(It's Christmas time ,Clare)」、「準備はできてるわ、父さん(I'm getting fo it,Daddy!)」という和気あいあいの掛け合いで始まる、「アット・ザ・クリスマス・ボール(At the Christmas Ball)」、魅惑の声と小粋なセンスの素晴らしい共演です。

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プロだってやさしい解説の方が好きです。税務研究会編「税務便利事典 改訂増補三版」

H210115  税務会計のプロならご存知、税務研究会が発行する「週刊 税務通信」。

 クレイジー・ケン・バンドではありませんが「昭和にワープだ」と思わず歌いたくなるような装丁の「週刊 税務通信」は、かなり読み応えのある本格的な税務雑誌。

 しかし、後ろの方に掲載されている、マンガ付のコラム「ショウ・ウィンドウ」は、会社業務や個人の生活で日常発生する事項について広範囲な税目をわかりやすく解説してくれ、ここしか読まないというファンも多い。

 そんな、「週刊 税務通信」のコラム「ショウ・ウィンドウ」をまとめた税務研究会編「税務便利事典 改訂増補三版」(2008年11月)が、約4年ぶりの改訂版として発売。

 そう、プロだってやさしい解説の方が好きなのです。

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「まろやか」な音像が実に気持ちが良い、全米50州男、スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)の素敵な寄り道。ザ・ウェルカム・ワゴン(The Welcome Wagon)「Welcome to the Welcome Wagon」(M)

H210114welcome_to_the_welcome_wagon  アメリカ50州のそれぞれのためにアルバムを作るという壮大なプロジェクト「THE 50 STATES」に挑む、酔狂な男、スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)。

 「THE 50 STATES」の新作をいつかいつかと待っていると、スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)のプロデース作品、ザ・ウェルカム・ワゴン(The Welcome Wagon)「Welcome to the Welcome Wagon」(2008年12月)が発売。

 この「Welcome to the Welcome Wagon」、「まろやか」な音像が実に気持ちが良い、スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)の素敵な寄り道です。

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事業再生手法に新たな展開!初の「DIP型」会社更生手続。「クリードが会社更生法を申請 単体負債は650億円」(2009年1月9日付TEIKOKU ON LINE NEWS、2009年1月10日付日本経済新聞より)

 不動産ファンド運用の株式会社クリードが、1月9日に東京地裁へ会社更生法の適用を申請。

 2009年1月9日付TEIKOKU ON LINE NEWSによると、申請代理人は、片山英二弁護士など10名で、監督委員兼調査委員として瀬戸英雄弁護士が選任されました。

 2009年1月10日付日本経済新聞によると、全国初の「DIP型」会社更生手続の適用を目指すとのこと。

 事業再生手法の新たな展開、「DIP型」会社更生手続に要注目です。

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観光地の楽団のように気楽で楽しいライヴながら、プロフェッショナルな芸人魂に脱帽。セイラー(Sailor)「ライヴ・イン・ベルリン(Live In Berlin)」(M)

H210112  以前の傑作2ndアルバム「トラブル(Trouble)」(1975年)の記事で、「一枚屋」と失礼なことを申し上げたセイラー(Sailor)。

 ドイツのプロモーターの働きかけで1990年にオリジナル・メンバーで再結成し、以後、ドイツとオランダでのライヴを中心に活動。

 雑誌「ストレンジデイズ 2007年 11月号」掲載のインタビューで本人が語っているとおりライヴが嫌いなジョージ(ゲオルグ)・カヤナス(Georg Kajanus)は1995年に脱退してしまったものの、ピーター・リンカーン(Peter Lincoln)をリード・ヴォーカルに迎えるなど、以後もコンスタントにライヴ活動を継続。

 セイラー(Sailor)「ライヴ・イン・ベルリン(Live In Berlin)」(オリジナル1998年。復刻盤2002年)は、1995年のベルリンを含んだヨーロッパ各地の公演を編集したもの。

 普通なら「懐メロバンドになり下がって」と言いたくなりますが、意外にプロフェッショナルな芸人魂を見せるセイラー(Sailor)、これはなかなかの傑作なのです。

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本格フレンチ顔負けの料理が楽しめるように変身した銀座のティーハウス。「リプトンティーハウス 銀座店」(銀座一丁目)

Photo  昨年(2008年)8月に、銀座のリプトン(Lipton)紅茶のお店がリニューアル。

 従来は、リプトン(Lipton)を傘下に収める食料品のグローバル企業ユニリーバ (Unilever)による直接的な経営の「リプトン・ブルックボンドハウス」だったのが、京都でリプトン・ティー・ルームを経営し、東京では当ブログでもご紹介した「京の田舎料理 御蔵 銀座本店」等を経営する株式会社フクナガの経営による「リプトンティーハウス 銀座店」に変身。

 「御蔵」でも見せた京都の味へのこだわりでしょうか、本格フレンチ顔負けの料理が楽しめるようになりました。

 

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こんなCDが日本盤でも発売されていたとは驚きました。セイラー(Sailor)「無国籍サウンドの宝石箱~アンソロジー1975-2005(Treasure Trove-Anthology 1975-2005)」(M)

H21011019752005 先日、当ブログでもご紹介したセイラー(Sailor)。

 その後、発見したのが、セイラー(Sailor)「無国籍サウンドの宝石箱~アンソロジー1975-2005(Treasure Trove-Anthology 1975-2005)」(2007年)。

 メンバーのフィル・ピケット(Phil Pickett)が中心にまとめた2枚組のセイラー関連のベスト・ソングス&レアトラック集で、元々は2006年にセイラー(Sailor)自身のレーベルから「Buried Treasure」のタイトルでリリースされた作品。

 彼ら自身のサイトなどでのネットで限定的に販売されていたものらしく、入手困難になっていたのを、イギリスのエンジェル・エアー(Angel Air)が復刻販売したものらしい。

 私が驚いたのは、収録されているレアトラックで、こんなCDが日本盤でも発売されていたとは正直言って驚きました。

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やはり「環境」が景気回復の切り札でしょうか?「『環境』で景気浮揚狙う グリーン・ニューディール 主要国が構想」(2009年1月9日付日本経済新聞より)

 本日(2009年1月9日)の日本経済新聞3面に、「『環境』で景気浮揚狙う グリーン・ニューディール 主要国が構想」との見出しで、主要国のいわゆる「グリーン・ニューディール政策」の取り組み状況についての記事。

 前回の村上龍氏の分析でも、信用・信頼収縮の悪循環を断ち切るには「環境」の再構築が有効との指摘がありましたが、やはり「環境」が景気回復の切り札でしょうか?

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.20。シンバルズ(Cymbals)「Video Anthology」(M)

H210108video_anthology  いよいよ、最終回となりました「エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称える」シリーズ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 2003年12月の解散発表とともに、ベスト盤「anthology」と同時に発売された、シンバルズ(Cymbals)最後のパッケージ作品が2ndDVD「Video Anthology」(2003年12月)で、 「サンクスプライスキャンペーン2008」により昨年11月には廉価盤DVDとして再発売。

 シンバルズ(Cymbals)の短いながら充実した約6年間の活動の幕引きのカーテンを連想させる赤いビロードのジャケットが印象的な「video anthology」、デビューから解散までののプロモーション・ビデオ集です。

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「信頼を醸成するアナウンスメント」、「親密で小規模な共同体」の新たな再構築で希望再興へのビジョンを。村上龍氏「希望復興へビジョン描け」(2009年1月6日付日本経済新聞「経済教室」)

 2009年1月6日付日本経済新聞「経済教室」に作家村上龍氏が登場。

 私も受信している(申し訳ありませんがなかなか読めていません)メール・マガジン「JMM」を主宰するなど経済問題についても詳しい村上龍氏、昨年9月のリーマンショック以来の異常ともいうべき信用・信頼収縮について、冷静沈着に見事な分析を披露してくれています。

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.19。シンバルズ(Cymbals)「anthology」(M)

H210106anthology  残り少なくなりましたが、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 2003年12月の解散発表とともに発売された、シンバルズ(Cymbals)のベスト盤が「anthology」(2003年12月)。

 シンバルズ(Cymbals)が活動した1999年から2003年までの年代順に、シングル曲を中心に並べたベスト盤なのですが、初期のビート・コンボ期、中期のクラブ・ミュージック期、後期のアコースティック期と流れるような構成は、まるでそれぞれの楽曲が、このアルバムにたどり着くことを予期して作られていたかのような完成度。

 ライヴ盤「requests!」(2003年9月)と並び、シンバルズ(Cymbals)を再発見した2008年の私のヘビー・ローテーションの1枚です。

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税制改正案の陰に隠れていましたがこれは重要な情報です。税務上認められる役員給与の減額事例の明示。国税庁「役員給与に関するQ&A」最新版を公表。

 平成20年12月12日公表の与党税制改正大綱の陰に隠れていましたが、国税庁が「役員給与に関するQ&A」最新版を平成20年12月17日に公表。

 http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/hojin/qa.pdf

 リーマン・ブラザースの経営破綻で一気に火を噴いた世界金融危機の中、業績が悪化した企業においては、役員給与の引き下げは経営の改善に重要な手段。

 役員給与を引き下げた場合でも、平成18年税制改正で厳格化された定期同額給与として損金算入される場合が明示された「役員給与に関するQ&A」、中小企業経営に関与する者にとって、これは重要な情報です。

続きを読む "税制改正案の陰に隠れていましたがこれは重要な情報です。税務上認められる役員給与の減額事例の明示。国税庁「役員給与に関するQ&A」最新版を公表。"

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.18。シンバルズ(Cymbals)「requests!」(M)

H210104requests  昨年末に良い新譜がたくさん出たためご無沙汰しておりましたが、まだまだ引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 オリジナル・アルバムも素晴らしいのですが、私にとってのシンバルズ(Cymbals)の最高傑作は、ライヴ盤「requests!」(2003年9月)。

 シンバルズ(Cymbals)を再発見した2008年の私のヘビー・ローテーションの1枚です。

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元旦の日本経済新聞ですごく気になった物理学者の注目の提言「宇宙に飛び出せ」。松本紘京大総長「世界この先 サバイバビリティ 欲の暴走抑える『生存学』を」

 元旦の日本経済新聞はくまなく読みたくなるほど毎年充実。

 前回の第1面の「危機がひらく未来へ 革新は混沌の世から」と同様、すごく気になったのが、第3面、宇宙プラズマ物理学者、松本紘京大総長の「世界この先 サビバビリティ 欲の暴走抑える『生存学』を」。

 記者が現実との乖離を考慮したのか見出しには含まれていませんが、注目したのは、地球から宇宙に飛び出すことがサバイバビリティ(生きる残る力)のカギと主張している点です。

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「アカウンティング&ミュージック CDジャケット・ベスト5 2008年」。おじさんはまだまだパッケージ・デザインにこだわるのです。(M)

H201201everything_that_happens_will  元旦の日本経済新聞第41面は、「逆境に克つ 少量販売 道は開く」との記事で、音楽業界にも言及。

 その中で、石坂敬一日本レコード協会会長が、2008年の音楽業界はCDの売上減少を音楽配信が補い、両者を合わせた売上高は2008年もほぼ前年並みを確保したが、若者が配信に移行する中で、中心的なCD購買層として浮上してきたのが40~65歳の「大人」と指摘。

 そうです、何と言われようと、おじさんはまだまだパッケージ・デザインにこだわるのです。

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元旦日本経済新聞1面。「危機がひらく未来へ 革新は混沌の世から」

 新年明けましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 毎年、楽しみにしている元旦の日本経済新聞1面ですが、今年(2009年1月1日)の見出しは、「危機がひらく未来へ 革新は混沌の世から」でした。

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