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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.18。シンバルズ(Cymbals)「requests!」(M)

H210104requests  昨年末に良い新譜がたくさん出たためご無沙汰しておりましたが、まだまだ引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 オリジナル・アルバムも素晴らしいのですが、私にとってのシンバルズ(Cymbals)の最高傑作は、ライヴ盤「requests!」(2003年9月)。

 シンバルズ(Cymbals)を再発見した2008年の私のヘビー・ローテーションの1枚です。

H210104  沖井礼二が最も影響を受けたと公言しているのが、ザ・フー(The Who)。

 正月に会った兄が行ってきたというほど、年末の単独での初来日公演が盛り上がったザ・フー(The Who)ですが、私は実は昔からザ・フー(The Who)音痴。

 そんな私でも中学時代に愛聴していたのが、11月に紙ジャケ+デラックス・エディション+SHM-CDという強力盤が再発になったザ・フー(The Who)「ライヴ・アット・リーズ(Live At Leeds)」(1970年)。

 オリジナル盤は、6曲しか入っていない不思議に短いライヴ盤でしたが、キース・ムーンの手数の多いドラムとジョン・エント・ウィッスルのピック弾きのディストーション気味のベースが繰り出す小気味いいビートが実にカッコ良かった記憶があります。

 シンバルズ(Cymbals)の矢野博康のドラムと沖井礼二のベースのリズム・セクションは、ザ・フー(The Who)マナーを受け継ぎ、小気味いいビートが魅力。

 「requests!」は、2003年6月下旬から7月はじめにかけての4thアルバム「Love You」発売時のライヴ・ツアーの、セット・リストの内容を事前に一般からリクエストを募り、それに基づいた曲目を演奏し、さらにそれをライヴ・アルバムとしてリリースするという企画に基づくライヴ盤。

 You Tube上の1曲目「Love You」と12曲目「Wingspan」の「"Love You Live" Tour」の映像。

 http://jp.youtube.com/watch?v=sk5FEyWY0H0

 You Tube上の「requests!」未収録の「Hey Leader」と15曲目「怒れる小さな茶色い犬(Angry tiny old brown dog)」の映像。

 http://jp.youtube.com/watch?v=DrIQlHikA54

 シンバルズ(Cymbals)は、「requests!」発売直後の2003年12月に解散を発表しますが、最後のライヴとなった2004年1月の「Last Live "encore"」の「アメリカの女王(Queen America)」と「怒れる小さな茶色い犬(Angry tiny old brown dog)」の映像。

 http://jp.youtube.com/watch?v=Slns8a1i14Y

 構築的なポップ・ミュージックを指向するバンドはライヴの演奏力がもうひとつの場合が多いのですが、シンバルズ(Cymbals)の演奏力、リズムのキレはなかなかのものです。

 You tube上に1998年の初期のライヴもアップされていますが、いかに演奏力を培っていったかよくわかります。

 http://jp.youtube.com/watch?v=eIxtHj1eUuw

 http://jp.youtube.com/watch?v=UrQjZXk4AzU

 http://jp.youtube.com/watch?v=r4_bPh6Etmg

 http://jp.youtube.com/watch?v=j1LV6EjImKE

 ところで、ライナー・ノーツのCymbal thank!に我がサークル名を発見。

 リアル・タイムで応援できませんで申し訳ありませんでしたが、再結成ライヴを実現していただけるならば馳せ参じさせていただきます。

 

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