最近の細野晴臣周辺の充実振りがうかがえるコンピレーション・アルバムの傑作。「デイジー・ホリデー presented by 細野晴臣(daisy holiday presented by haruomi hosono)」(M)
当ブログでもご紹介した、再始動したデイジーワールドディスクス(daisyworld discs)からの第5弾、鈴木惣一朗率いるワールドスタンダード(World Standard)「花音(Canon)」(2008年10月)は本当に素晴らしいアルバムでした。
しかし、鈴木惣一朗だけではなく、最近の細野晴臣周辺のミュージシャンの充実振りは素晴らしい。
コシミハル (Miharu Kosshi)、ビューティフルハミングバード(Beautiful Hummingbird)、高田漣(Ren Takada)、 ハミングキッチン(Humming Kitchen) 、ヴァガボンド c.p.a.(Vagabond c.p.a.)、キセル(Kicel)、星野源(Gen hoshino)等の周辺ミュージシャンの音源が、新旧録音が入り乱れてではありますが楽しめるのが、「デイジー・ホリデー presented by 細野晴臣(daisy holiday presented by haruomi hosono)」。
私のお気に入りは、ビューティフルハミングバード(Beautiful Hummingbird)「エーデルワイス(Japanese Demo Ver.)(Edelweiss(Japanese Demo Ver.))」、高田漣(Ren Takada)「帰り道(Kaerimichi)」、ハミングキッチン(Humming Kitchen)「パノラマの丘(Panorama No Oka)」といった、若手アーティストの2008年作品。
正直言うと、以前のデイジーワールドディスクス(daisyworld discs)は当時はあまり関心がなかったのですが、旧作品もなかなかのものですね。
ところで、私は、コンピレーション・アルバムは、一部のアーティスト、一部の曲しか面白くないことが多く、抱き合わせ的なイメージが強くあまり好きではありません。
しかし、「デイジー・ホリデー presented by 細野晴臣(daisy holiday presented by haruomi hosono)」、細野晴臣のFM番組「デイジー・ホリデー」の人気コーナーも収録したノヴェルティ風コンピレーションであるにも関わらず、この全体的統一感は驚異的。
7月に購入して何回も聴きましたが、コント部分も含めて飽きないのが不思議です。
再始動後のデイジーワールドディスクス(daisyworld discs)、要注目のレーベルです。
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