できればブログに書きたくなかったぐらい気に入っている出色のちらし寿司。「梅乃寿司」(銀座一丁目)
私は子供の頃からちらし寿司にあまり良い印象を持っておらず、握り寿司にはかなわないと思っていました。
ところが、「梅乃寿司」(銀座一丁目)のちらし寿司を食べて価値観が一変しました。
「梅乃寿司」は雑誌や書籍ではほとんど紹介されていない知る人ぞ知るお店のため、できればブログに書きたくなかったぐらい気に入っている出色のちらし寿司です。
「梅乃寿司」は、銀座一丁目にある、高級そうな店構えで個室も備えるお寿司屋さん。
一見入りにくそうですが、お店の方は大変気さくで、混み合うこともなく、大変居心地の良いお店。
ランチの特製ちらし・穴子ちらし・ばらちらし、前菜、味噌汁、デザート付で各1,575円が何といってもお勧め。
写真は、日によって変わる前菜の白和え。
特製ちらしは、まぐろが中心で、海老、小肌、蛸、赤貝、帆立、玉子などが入ります。
初めての方は、特製ちらしから入るのが良いでしょう。
赤身のまぐろ、柔らかく煮た蛸、海老のすり身が入った玉子が特においしい。
柔らかく煮た穴子もおいしい。
梅乃寿司のちらし寿司はご飯と寿司だねの量のバランスが絶妙だと思います。
そして、ばらちらしは、生ものが入らず、海老のおぼろを中心に、海老、いくら、蛸、玉子などが入ります。
ばらちらしを頼むとお店の方からは、「生ものが入りませんがよろしいですか」と聞かれ、差し出される時も「こんなものですけどよろしいですか」と聞かれます。
お店の方によると、もっとも手がかかり、原価割れと言っても良いのが、ばらちらしであるとのこと。
手をかけた仕事の醍醐味が味わえ、分かる人に味わってもらいたいというプロフェッショナリズムが感じられるのが、ばらちらし。
ミシュランに載るような銀座の高級店ではありませんが、1,575円で幸せな気分が味わえる「梅乃寿司」、これからも利用させていただきます。
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