« 今年も迷わず手帳はこれです。「税務手帳 2009年版」 | トップページ | 住宅ローン控除が住民税への適用がいよいよ現実に!「日本の住宅ローン減税 優良住宅、上限600万円 政府調整 住民税からも控除」(2008年11月26日付日本経済新聞より) »

Perfume(パフューム)を紅白歌合戦初出場に導いた男、中田ヤスタカの「デジタル・ディストーション・ビート」にビリビリ感電せよ!。capsule(カプセル)「MORE! MORE! MORE!」(M)

H201125more_more_more  Perfume(パフューム)の紅白歌合戦初出場が発表。

 Perfume(パフューム)の紅白出場の最大の功労者、中田ヤスタカ率いるこしじまとしことのユニット、capsule(カプセル)の11枚目のアルバム、「MORE! MORE! MORE!」(2008年11月)が発売。

 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの中田ヤスタカ、Perfume(パフューム)は最高だけどcapsule (カプセル)はちょっとなぁと言っていた私のようなおじさんを、「デジタル・ディストーション・ビート」のビリビリ感で黙らせる、会心の新作が「MORE! MORE! MORE!」です。

H201125music_magazine_2008_12 capsule(カプセル)「MORE! MORE! MORE!」の発売に合わせて、中田ヤスタカも積極的にパブリシティを展開。

 我が愛読誌「MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2008年 12月号」でも、capsule (カプセル)が表紙を飾るとともに、「中田ヤスタカ/capsuleの時代」と題する特集記事が。

 機材関係にも精通している音楽評論家、高橋健太郎氏による中田ヤスタカ・インタビューは、中田ヤスタカのサウンドの秘密を探る上で要注目。

H201125_2008_12  一方、我が元愛読誌「サウンド&レコーディング・マガジン (Sound & Recording magazine) 2008年 12月号」でも、中田ヤスタカが表紙を飾り、「自身のユニット”capsule”の新作から読み解く『中田ヤスタカ』の秘密」と題する特集記事が。

 「MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン)」と「サウンド&レコーディング・マガジン (Sound & Recording magazine) 」の中田ヤスタカへのインタビューで、ようやく腑に落ちたのが中田ヤスタカのサウンドの秘密。

 中田ヤスタカが強調しているのは、「歪へのこだわり」。

 通常はシンセサイザーを歪ませる場合、アンプ・シュミレーターを通してしまうところ、中田ヤスタカは、ビットを粗くして歪ませるとか、単純にレベル・オーバーさせるとか、デジタルっぽい方向性で歪ませるというのにこだわっているらしい。

 「MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン)」の特集記事でもそうですが、中田ヤスタカというと、いわゆる「ロボ声」、アンタレス(Antares)社のオート・チューン(Auto-Tune)等によるヴォーカルのピッチ加工にどうしても注目が集まりますが、私が中田ヤスタカに魅かれてるのは当ブログでも何度か指摘しているその太いサウンド。

 どうやら、そのぶっといサウンドの秘密は、私が勝手に命名させていただく「デジタル・ディストーション・ビート」ともいうべき、デジタルに歪んだ「ビリビリ感」にあるようです。

 You Tube上の、3曲目「Jumper」のプロモーション・ビデオ、ビリビリです。

 http://jp.youtube.com/watch?v=aaAWEAHxhQ4

H201125psychic_ball  この「ビリビリ感」、おじさんとしては、よりアナログでしたが、吉田仁率いるサロン・ミュージック(Salon Music)の傑作「サイキック・ボール(Psychic Ball)」(1990年)を思い出したりしてしまいました。

 中田ヤスタカのデジタル・ディストーション・ビートによるビリビリ感、Perfume(パフューム)でも随所に感じられましたが、それが全開なのが「MORE! MORE! MORE!」、感電してみませんか?

|

« 今年も迷わず手帳はこれです。「税務手帳 2009年版」 | トップページ | 住宅ローン控除が住民税への適用がいよいよ現実に!「日本の住宅ローン減税 優良住宅、上限600万円 政府調整 住民税からも控除」(2008年11月26日付日本経済新聞より) »

音楽等(やや通向)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Perfume(パフューム)を紅白歌合戦初出場に導いた男、中田ヤスタカの「デジタル・ディストーション・ビート」にビリビリ感電せよ!。capsule(カプセル)「MORE! MORE! MORE!」(M):

« 今年も迷わず手帳はこれです。「税務手帳 2009年版」 | トップページ | 住宅ローン控除が住民税への適用がいよいよ現実に!「日本の住宅ローン減税 優良住宅、上限600万円 政府調整 住民税からも控除」(2008年11月26日付日本経済新聞より) »