最近見かけなくなってきた普通の喫茶店の良さ。「八重洲ブックセンター コーヒーショップ ティファニー(Coffee Shop Tiffany)」(八重洲)
私の庭とも言うべき、メガ書店の草分け、「八重洲ブックセンター」は、外交官出身の異色の経営者として知られた鹿島守之助元鹿島建設社長が、本社を赤坂へ移転後、その跡地に開設した書店で、現在の経営母体も鹿島建設グループの株式会社八重洲ブックセンター。
同書店の中2階にあるのが、「コーヒーショップ ティファニー(Coffee Shop Tiffany)」。
本を選び疲れた時の休憩に便利なこと、待ち合わせに便利なこと、「八重洲ブックセンター」で15,000円以上買い物をすると無料ご利用券がもらえることなど、いろいろな魅力がある「コーヒーショップ ティファニー(Coffee Shop Tiffany)」ですが、最近見かけなくなってきた普通の喫茶店の良さが残っていることもその魅力です。
「コーヒーショップ ティファニー(Coffee Shop Tiffany)」のメニューは、最近見かけなくなってきた普通の喫茶店の定番ばかり。
フード・メニューも、チーズ・トーストとか、ミックス・サンドとか、ハヤシ・ライスとか、ミート・ソースとか、ナポリタンとか、最近他の店ではみかけなくなってきた定番がずらり。
ただし、カレーライスは、定番のチキン・カレーライスやビーフ・カレーライスが一時的に姿を消し、変わり種のカレーに変わったりすることがあります。
ハヤシ・ライス自体は、おそらく業務用の出来合いのものを使っているのかもしれませんが、これで十分の定番味。
付け合わせのサラダも、レタス、きゅうり、トマト、コーンにフレンチ・ドレッシングがかかったごくごく普通のもの。
ハヤシ・ライスの薬味も、らっきょうと福神漬の昔ながらの定番。
この、ごくごく普通な感じが、ほっとできるのです。
ドリンク・メニューも、ホット・ミルクなど、お店によってはみかけないメニューも残っています。
amazonなどのインターネット通信販売の台頭、東京駅反対側の丸の内オアゾの丸善本店の台頭など、取り巻く環境は厳しいのかもしれませんが、八重洲の顔、「八重洲ブックセンター」、そして「コーヒーショップ ティファニー(Coffee Shop Tiffany)」、ぜひ頑張り続けていただきたいところです。
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