クレア・マルダー(Clare Muldaur)へ受け継がれた魅惑の声と小粋なセンスのDNA、No.4。ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット(Geoff Muldaur&Amos Garrett)「ライヴ・イン・ジャパン(Live In Japan)」(M)
前回に引き続き、父、ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)から、クレア&ザ・リーズンズ(Clare & the Reasons)が好評のクレア・マルダー(Clare Muldaur)へ、受け継がれた魅惑の声と小粋なセンスのDNAを探る第4弾。
ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)は、リプリーズからのソロ・アルバム2枚を発表後、1977年から1979年にかけて、盟友のギターの名手エイモス・ギャレット(Amos Garrett)とのコンビ、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット(Geoff Muldaur&Amos Garrett)として、2度来日し、2枚のアルバムを発表。
「ライヴ・イン・ジャパン(Live In Japan)」(1979年)は、2度目の来日公演のライヴ・アルバムで、実に楽しいグットタイム・ミュージックです。
ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット(Geoff Muldaur&Amos Garrett)は、1977年に麻田浩氏率いるトムス・キャビンの企画により来日。
日本公演が好評だっため、翌年にアメリカのフライング・フィッシュ・レーベルより、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット(Geoff Muldaur&Amos Garrett)「ジェフ&エイモス(Geoff&Amos)」(1978年)を発表。
「ジェフ&エイモス(Geoff&Amos)」は、2001年に紙ジャケで再発。
ちなみに、ジャケットのイラストは、細野晴臣「トロピカルダンディー」(1976年)で有名な八木康夫氏によるもの。
両アルバムともに、味わい深いサウンドにマッチした素晴らしいイラストだと思います。
「ジェフ&エイモス(Geoff&Amos)」も素晴らしいアルバムですが、何といっても楽しいのが、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット(Geoff Muldaur&Amos Garrett)のライヴ。
「ライヴ・イン・ジャパン(Live In Japan)」での、2人の阿吽の呼吸のMCを交えながら繰り広げられる、アメリカ音楽万華鏡は圧巻。
さわりだけですがジェフ&マリア・マルダー(Geoff&Maria Muldaur)での「ブラジル(Brazil)」、ポール・バターフィールズ・ベター・デイズ ( Paul Butterfield's Better Days)での「スモール・タウン・トーク(Small Town Talk)」など、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレットにまつわる名曲のオンパレード。
クレア&ザ・リーズンズ(Clare & the Reasons)のファンも楽しめる、父、ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)の魅惑の声と小粋なセンスのDNA、この後も引き続き探って行きたいと思います。
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