鈴木惣一朗プロデュースの傑作3枚がお得なBOXセットになって再登場。「りんごの子守唄BOX~hello goodbye~」(M)
私がアーティストとしての鈴木惣一朗の最高傑作だと思うワールドスタンダード(World Standard)「花音(Canon)」と発売日を同じくして、プロデューサーとしての鈴木惣一朗の傑作、「りんごの子守唄」シリーズが「りんごの子守唄BOX~hello goodbye~」(2008年10月)ととして再登場。
「りんごの子守唄」シリーズは、ララバイ(子守唄)アレンジによるビートルズ・カバー集。
女性ボーカリストによる「Apple of her eye」(赤盤)(2005年11月)、男性ボーカリストによる「Apple of his eye」(青盤)(2006年11月)、ビートルズ・メンバーのソロ活動後のカバー集で男女混声デュエットによる「Apple of Our eye」(白盤)(2007年11月)に加え、ワールドスタンダード・オーケストラ(World Standard Orchestra)によるインスト・ボーナスCDがついたお得なBOXセットが、「りんごの子守唄BOX~hello goodbye~」です。
ジャケットのイラストは、「りんごの子守唄」シリーズおなじみの100%ORANGE。
しかし、赤、青、白と来たからかもしれない黒ベースは、ちょっと暗めで、中に入っているブックレットの白ベースのイラストの方を表ジャケットにした方が良かったかもしれません。
注目の新録音、ワールドスタンダード・オーケストラ(World Standard Orchestra)によるインスト・ボーナスCDは、相変わらず癒し感あふれる音像で気持ち良く、なんとなく1990年代前半のピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)の小西康陽によるトーキョーズ・クーレスト・コンボ(TOKYO'S COOLEST COMBO)を思い出しました。
ただし、このインスト・ボーナスCD、ちょっと選曲が渋すぎで、もっとベタな方が親しみやすかったかも知れません。
私の事務所の残業時のヘビー・ローテーションであり、何かをしながら流すのに最適なBGMとして自信を持ってお勧めする「りんごの子守唄」シリーズが、1枚2,940円(税込)のところ、3枚+ボーナスCDで4,935円(税込)で揃いますので、お得なBOXセットですし、私のように既に全作を持っている方の場合でも保管に便利。
このお得感、癒し感あふれる音像、以前にご紹介したBOXセット、スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)「Songs for Xmas」にも相通じるものも感じられ、クリスマス・シーズンには特にお勧めです。
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