関和亮(triple-0)のビジュアル強化の方向を期待します。Perfume(パフューム)「Perfume First Tour 『GAME』」(M)
Perfume(パフューム)のライヴDVDとしては、2006年12月21日原宿アストロホールのライヴDVD、「FAN SERVICE~BITTER~」(2007年3月)がありました。
写真は、2008年2月発売の通常盤ですが、ほとんど写真集みたいで買うのが恥ずかしかった初回生産限定盤って、時価、すなわち観察可能な市場価格?、amazonのロープライス43,000円もするんですね。
Youtube上の「FAN SERVICE~BITTER~」収録「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」。
http://jp.youtube.com/watch?v=jgpyGQoz4W4
「FAN SERVICE~BITTER~」と比べると、「Perfume/First Tour『GAME』」のスケール・アップ振り、おじさんとしては、これまた嬉しい限り。
しかし、スタジオ録音CDや、プロモーション・ビデオと比べ、手放しで褒められない点もあるのが、Perfume(パフューム)のライヴDVD。
サウンドはスタジオ録音CDの方が楽しめるし、振り付けやダンスもプロモーション・ビデオでも十分に楽しめ、あくまでも相対的にではありますが、完璧なPerfume(パフューム)といえども、現時点ではライヴならではの魅力というのにやや弱点があるかもしれません。
「口パク」とネット上でだいぶ批判を受けているようですが、ユニークで激しい振付との関係上、リップシンク (lip sync)を多用せざるを得ない点や、サウンド面でも生演奏部分がないため躍動感に欠ける点など、今後改善して行くべき点があるように思えます。
アイドルのライヴの楽しみ方を全く理解していないおじさんの戯言かもしれませんが・・・。
ただし、関和亮(triple-0)のアート・ディレクションによるものと思われる、ライヴ用のクールなビジュアル、これは大いに楽しめます。
1990年代のピチカート・ファイヴ(Pizzicato Five)のライヴは、グルービジョンズ(GROOVISIONS)のビジュアルが本当に素晴らしく、CDよりもライヴの方が魅力的に思えたものです。
Perfume(パフューム)のライヴもそんな方向に進んで行ってくれたらと思います。
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コメント
当然、僕も買いました。
発売日前日にフライング購入したのでステッカー付きの初回盤。
このDVDは当初発売予定がなかったとのことでしたから、それでもこれだけのクオリティになっていることを逆に僕は評価したいですね。
もちろん、今後のライブの展開に期待したい点は僕もあります。
でもそれって、この完成度の高さにはまだまだこれから伸びる余地がある、って意味なんだとも思ってます。
武道館、楽しみですねぇ。
投稿: K2 | 2008年10月19日 (日) 17時19分
K2 さん、コメントありがとうございます。
当初発売予定がなかったんですか。
武道館に来る前に予習して来てほしいという趣旨もあるのでしょうね。
投稿: Accounting&Music | 2008年10月20日 (月) 23時34分
私も買いました。
予約してましたので、初回盤を入手しています。
観た感想としては、
よく聴くと、生唄も結構あるんだなと、感心しました。
(バックトラックとのズレでわかったりしますね)
それにしても、ダンスがキレている。
この段階では『love the world』はないので、この次は楽しみです。
個人的には、唄で新機軸がほしいかなあ。
ある環境が整えば、音源通りのボーカルが再現できるだけに
生で、そこを聴きたい気もしますが。
投稿: tommy sasuga | 2008年10月21日 (火) 00時47分
tommy sasugaさん、コメントありがとうございます。
「それにしても、ダンスがキレている」
私も彼女達にはアイドルとしてのプロフェッショナリズムをダンスに感じます。
投稿: Accounting&Music | | 2008年10月24日 (金) 00時02分