XTC「イングリッシュ・セツルメント(English Settlement)」と相通ずるケルト風味の傑作ポップ・アルバム。レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「レッド・ツェッペリンⅣ(Led ZeppelinⅣ)」(M)
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「デフィニティヴ・ボックスセット<SHM-CD>(紙ジャケットボックスセット) 」(2008年9月)で全作を聴いてみて、スタジオ作ではやはり一番良いと思ったのが、「レッド・ツェッペリンⅣ(Led ZeppelinⅣ)」(1971年11月)。
XTC「イングリッシュ・セツルメント(English Settlement)」(1982年2月)と相通ずるケルト風味の傑作ポップ・アルバムです。
XTC「イングリッシュ・セツルメント(English Settlement)」ととは、ジャケットの醸し出す雰囲気も似ている。
「レッド・ツェッペリンⅣ(Led ZeppelinⅣ)」が「フォー・シンボルズ(Four Symbols)」なら、こちらは「ワン・シンボル(One Symbol)」か。
XTCのリーダー、アンディ・パートリッジ(Andy Partridge)は、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)と実は良く似ている。
アンディ自身は認めないかもしれませんが、アルバム・ジャケットへのこだわり、ケルトやエスニック・ミュージックへの関心、リフを利用したポップなソング・ライティングなど。
私が一番好きなビデオ・クリップかもしれない「オール・オブ・ア・サドン(All of a Sudden (It's Too Late))」。
http://jp.youtube.com/watch?v=3KoWcbGMLTI
超名曲です。
「センシズ・ワーキング・オーヴァー・タイム(Senses Working Overtime)」のビデオ・クリップもかなり良い。
http://jp.youtube.com/watch?v=0invUXXsRAQ
昔は、この2曲に、人生の喜怒哀楽がすべて表現されていると感動したものです。
「レッド・ツェッペリンⅣ(Led ZeppelinⅣ)」では、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)に捧げた「カリフォルニア(Going California)」、フェアポート・コンヴェンション(Fairport Convention)のサンディ・デニー(Sandy Denny)が参加した「限りなき戦い(The Battle Of Evermore)」、ベタですけど「天国への階段(Stairway To Heaven)」のフォーク調の曲が好きです。
「カリフォルニア(Going California)」の映像。
http://jp.youtube.com/watch?v=dZRHkXjxZew
「限りなき戦い(The Battle Of Evermore)」の映像。
http://jp.youtube.com/watch?v=e9y687l-fwY
どちらもマンドリンが良い味を出しています。
ベタな「天国への階段(Stairway To Heaven)」は、フランク・ザッパ(Frank Zappa)のユニークなカヴァーで。
http://jp.youtube.com/watch?v=uKgK91zCq44
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の「天国への階段(Stairway To Heaven)」は、シングル・カットされたことが未だにないらしい。
レッド・ツェッペリンの全作品中、最も売れたアルバムらしい「レッド・ツェッペリンⅣ(Led ZeppelinⅣ)」、やはり名作でしょう。
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コメント
Zappaの「天国への階段」、これほどオリジナルに忠実でありながらオリジナルをおちょくったカヴァーというのも珍しいと思います。
投稿: K2 | 2008年10月10日 (金) 08時50分
「フランク・ザッパ 天国への階段」でググると一番目にヒットするサイトを主宰するK2さんにコメントしていただき、誠に光栄です(笑)。
http://homepage.mac.com/club_k2/zappa/osusume.html
おちょくれるのがザッパの貫禄でしょうか?
しかし、演奏上手いです。
投稿: Accounting&Music | 2008年10月13日 (月) 01時53分