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2008年10月

中身は玉石混交?「追加経済対策、事業規模最大の27兆円 首相『消費税上げ3年後』」(2008年10月31日付日本経済新聞)

 今日の日本経済新聞の1面は、「追加経済対策、事業規模最大の27兆円 首相『消費税上げ3年後』」の見出し。

 政府は30日、米国発の金融不安による景気減速などに対応する追加経済対策を決定し、融資枠拡大などを含めた事業規模は過去最大規模の約27兆円で、実質的な財政支出となる「真水」は約5兆円で、財源には財政投融資特別会計などの「埋蔵金」を活用し、赤字国債の発行は回避し、税制抜本改革に関し、麻生太郎首相は同日の記者会見で、早ければ3年後に消費税率を引き上げる考えを表明したとのこと。

 今回決定した対策の名称は「生活対策」で、福田前内閣が原油高騰などに対応するために8月末に決定した総合経済対策の事業規模11.7兆円を大幅に上回り、1998年に小渕政権がまとめた緊急経済対策(減税含め27兆円規模)に並び、金融システム不安や株安による実体経済への悪影響を抑えるため、内需拡大に向けた家計支援や金融市場の安定化、地方の活性化支援などを打ち出したとのこと。

 しかし、その日本経済新聞の2面の社説では、玉石混交と評される「追加経済対策」、日本経済はどうなって行くのでしょうか?

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.17。シンバルズ(Cymbals)「Love You」(M)

H201030love_you_2 まだまだ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 今回は、4thアルバムにしてラスト・オリジナル・レコーディング・アルバムとなった「Love Thing」(2003年5月)。

 発売当時のTOWER RECORDのBounceのインタビューを見ると、沖井礼二いわく、空を飛ぶ夢を見るとかっていう「妄想」ではなく、地面を歩く感じという意味で「地面のレコード」を作りたかったと語る、「Love Thing」。

 地に足をつけた、普遍的・王道的ポップスの境地に降り立ったシンバルズ(Cymbals)の到達点です。

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エスカレート気味の景気テコ入れ策。「住宅ローン減税、控除上限「600万円」軸に 期間10年が有力」(2008年10月29日付日本経済新聞より)

 今日の日本経済新聞の1面は、「住宅ローン減税、控除上限「600万円」軸に 期間10年が有力」との見出しの記事。

 同記事によると、政府・与党は2009年度の税制改正で、住宅を取得した人が住宅ローン減税で所得税額の控除を受けられる上限をいまの160万円から、過去最高の600万円に引き上げるなど制度を大幅に拡充する検討に入ったとのこと。

 購入時の負担を軽減して住宅取得を促し、世界経済の減速に伴って悪化する景気にテコ入れするのが狙いで、月内にまとめる追加経済対策に制度拡充の方向性を盛り込み、年末の税制改正論議で詳細を決めるとのこと。

 麻生太郎首相が23日に追加対策の一環として住宅ローン減税を過去最高まで引き上げるよう指示したのを受け、国土交通省と財務省が協議に入り、8月の税制改正要望で300万円としていた控除額の要望を大幅に上方修正する形になるとのこと。

 景気テコ入れ策ですが、なんだか、エスカレート気味になってきたようです。

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.16。シンバルズ(Cymbals)「Love Thing」(M)

H201028love_thing  まだまだ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 今回は、7thシングル「Love Thing」(2002年10月)。

 タイトル曲「Love Thing」は、沖井礼二とSAX奏者山本拓夫との共同プロデュースによる堂々たるビック・バンド・ジャズ。

 3rdアルバム「Sine」の「洗練」と「クラブ・ミュージック」路線を突き進むと思いきや、普遍的・王道的ポップスの境地にいきなり降り立つシンバルズ(Cymbals)、これがなかなか気持ちが良いです。

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待ち望んでいた企業再編の名著の後継本。森・濱田松本法律事務所菊地伸、監査法人トーマツ布施伸章、税理士法人トーマツ編著「企業再編―法律・会計・税務と評価」

H20092825  八重洲ブック・センターで新刊本をチェツク。

 エスカレーターを上がったところにたくさん平積みにされた、森・濱田松本法律事務所菊地伸、監査法人トーマツ布施伸章、税理士法人トーマツ編著「企業再編―法律・会計・税務と評価」(2008年10月)を発見。

 一見するとそう見えませんが、この本は、待ち望んでいたあの企業再編の名著の後継本であることに気が付きました。

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ミドル&メロウを切り口にケンさんのソング・ライティングを楽しむ。クレイジーケンバンド (Crazy Ken Band)「ミドル&メロウ・オブ・クレイジーケンバンド(middle&mellow of CRAZY KEN BAND )(M)

H20092824middlemellow_of_crazy_ken_  幻冬舎の音楽を中心とするカルチャー雑誌「BARFOUT!(バァフアウト!)」編集長、山崎二郎氏選曲&監修による企画、「middle&mellow」がスタート。

 70年代山下達郎などのシティ・ポップスを聴いていた世代、80年代AORに馴染んでいた世代、90年代「渋谷系」にハマっていた世代、そして今のiTunes世代と、世代を超えたリスナーを対象に、R&B、HIP HOP、J-POP、昔の音源などジャンルを横断して「middle」または「mellow」をキーワードに紹介しようとする企画らしい「middle&mellow」。

 第一弾は、クレイジーケンバンド (Crazy Ken Band)「ミドル&メロウ・オブ・クレイジーケンバンド(middle&mellow of CRAZY KEN BAND )」(2008年10月)。

 ミドル&メロウを切り口にケンさんのソング・ライティングが存分に楽しめます。

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レイ・クロック(Ray Kroc)の不屈の起業家魂に思いを馳せるささやかな幸せ、ビッグ・マック(Big Mac)。「マクドナルド 東京駅2号店」

Photo 事務所の近くの京橋のマクドナルドが無くなってしまった関係で、足が遠のいていたマクドナルド。

 歩いて5分ほどの「マクドナルド 東京駅2号店」で、ビッグ・マック(Big Mac)を久しぶりに賞味。

 もう数十年変わっていないのではないかと思われる、もはや伝統の味とも言うべき、ビッグ・マック(Big Mac)。

 完成度の高いおいしさは、不変だと思います。

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GREAT 3 (グレイト・スリー)のベーシストの燻し銀の変名ソロ。カーリー・ジラフ(Curly Giraffe) 「The very best of Curly Giraffe」(M)

H20092822the_very_best_of_curly_gir 巻き毛のキリン、カーリー・ジラフ(Curly Giraffe)は、音楽だけで判断して欲しいということでしょうが、プロフィールを明かさない謎のミュージシャン。

 その容貌を見れば一目で分かるととおり、身長187cm、1967年オーストラリア生まれらしい、GREAT 3 (グレイト・スリー)のベーシスト、高桑圭(たかくわ きよし)。

 以前にご紹介した、一昨年末の紅白歌合戦、ボニー・ピンク「A Perfect Sky」のバックで、アイゴンこと會田茂一、八橋義幸(八ツ橋義幸)とともに、ベースを弾いている長身の男です。

 インディーズで日本のジャック・ジョンソン(Jack Johnson)などと呼ばれ話題になっていた、カーリー・ジラフ(Curly Giraffe) のベスト盤「The very best of Curly Giraffe」(2008年3月)が、メジャーのエイベックス・エンタテインメントから発売に。

 GREAT 3 (グレイト・スリー)では、片寄明人の影に隠れがちだった、高桑圭の燻し銀のポップ・センスが全開です。

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驚きの税制改正案!「追加経済対策、中小企業支援へ時限減税」(2008年10月23日付日本経済新聞)

 今日の日本経済新聞1面は、「追加経済対策、中小企業支援へ時限減税」の大見出し。

 与党が検討している追加経済対策の骨格が22日、明らかになり、世界的な金融危機の余波で苦境に立つ中小零細企業を支援するため、法人税率の時限的な引き下げなど減税措置を新たに盛り込み、国の直接的な財政支出を示す「真水」の額は5兆円規模を軸に調整しており、財政投融資特別会計の準備金など「埋蔵金」を財源として活用するとのこと。

 政府・与党で詳細を詰めたうえで来週中に正式に決定し、今年度第2次補正予算案や来年度予算案に反映する予定とのことですが、定額減税など個別施策の規模や財源を巡ってはなお異論があり、ぎりぎりの調整が続く見通しとのこと。

 ここで、注目したいのは、中小法人の軽減税率の時限的引き下げと、中小企業を対象にしてと思われる欠損金の繰り戻し還付の全面復活です。

 

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.15。シンバルズ(Cymbals)「Sine」(M)

H20092822sine_3   まだまだ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 今回は、6thシングル「Higher than the Sun e.p」からの「洗練」と「クラブ・ミュージック」路線の集大成、3rdアルバム「Sine」(2002年7月)。

  このアルバムの聴きどころも、7thシングル「Wingspan」と同様に、当時のファンタスティック・プラスチック・マシーン(Fantastic Plastic Machine、FPM)こと田中知之の右腕、宮川弾によるプログラミングとストリング・アレンジのスパイスだと思います。

 

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図解やフロー・チャートを多用したユニークな力作。森富幸税理士「取引相場のない株式の税務―評価の基礎・売買時価の概要と留意点」

H201021 取引相場のない株式(非上場株式)の評価は、法的紛争等の場合もそうですが、比較的客観性のある規定が存在する税務上の評価額も、規定自体が複雑という意味で難解。

 それを、図解やフロー・チャートを多用し、「見やすい わかりやすい 使いやすい」実務本作りに挑んだのが、森富幸税理士の「取引相場のない株式の税務―評価の基礎・売買時価の概要と留意点」。

 森富幸税理士の大変なご努力がよくわかる、ユニークな力作です。

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.14。シンバルズ(Cymbals)「Wingspan」(M)

H201020wingspan  まだまだ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 今回は、7thシングル「Wingspan」(2002年6月)。

 なんといっても、当時のファンタスティック・プラスチック・マシーン(Fantastic Plastic Machine、FPM)こと田中知之の右腕、宮川弾のプログラミングとストリング・アレンジが大活躍のタイトル曲「Wingspan」がすごく気持ち良いです。

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何度食べても飽きない独特のハード系パン。「ポール(PAUL) 八重洲店」

Paul  「ポール(PAUL) 八重洲店」は、1989年にフランス北部のリールで生まれた老舗のパン屋で、日本では、2001年にPascoブランドで有名な敷島製パン株式会社が、関連会社の株式会社レアールパスコベーカリーズの運営で八重洲店を初出店。

 ハード系のパンというのがなじみが薄かった出店当時の、初めて食べた時の印象は強烈。

 「なんて固いんだろう、だけど噛みしめう程味わい深い」というわけで、以来毎週のように食べ続けて今日まで至ります。

 今でも、同じようなパンにはなかなかお目にかかれない、唯一無二の魅力を持ったパンです。

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関和亮(triple-0)のビジュアル強化の方向を期待します。Perfume(パフューム)「Perfume First Tour 『GAME』」(M)

H201018perfume_first_tour_game  当然、買いました。

 Perfume(パフューム)が本年5月から6月に行った初の全国ツアー「Perfume/First Tour『GAME』」のDVD、「Perfume First Tour 『GAME』」(M)(2008年10月15日)。

 HMV銀座の×3Point(トリプル・ポイント)に合わせて今日買いに行ったら、オリジナル・ツアーパス・ステッカー封入の初回生産分は既に完売。

 さすがに、ステッカーには興味はないおじさんとしては、すっかり安定してきたその人気に思わず目を細めて安心しました。

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日本のバブル崩壊後の教訓が活かした適切な対応に期待します。「日米欧、時価会計一部凍結へ 金融危機封じへ非常手段」(2008年10月17日付日本経済新聞)

 今日の日本経済新聞一面は、「日米欧、時価会計一部凍結へ 金融危機封じへ非常手段」という強烈な見出し。

 日米欧が一斉に、金融機関や企業が保有する債券や証券化商品などの金融商品(株式は対象外となる見通し)を時価で評価する時価会計の適用を一部凍結する方向で動き出し、日本は民間の企業会計基準委員会(ASBJ)が16日、時価評価の対象外になる範囲を拡大するなど会計基準を見直す検討を始め、市場の混乱を受けて時価会計凍結を検討する米国や、見直し策を打ち出した欧州に追随し、世界的な金融危機を封じ込めるため緊急措置に踏み切るとのこと。

 今回のサブプライム・ローンに端を発する世界金融危機へのアメリカをはじめとする世界の対応ですが、残念ながら、先日の米金融安定化法案の下院での否決もそうですが、貴重な前例である日本のバブル崩壊後の教訓が本当に生かされるのかと思わず心配になってきます。

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.13。シンバルズ(Cymbals)「Well-done(Cymbals Remix Album)」(M)

H201016cymbals_remix_album_welldone まだまだ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 今回は、リミックス・アルバム(Remix Album)、「Well-done(Cymbals )」(2001年11月)。

 前回の「Higher than the Sun e.p」の記事で影響を指摘した、ファンタスティック・プラスチック・マシーン(Fantastic Plastic Machine、FPM)こと、田中知之のリミックスも1曲目に収録です。

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気を付けたい忘れた頃に適用開始の法改正。12月1日をもって有限責任中間法人はお役目終了、一般社団法人に生まれ変わります。

 最近の法改正は目まぐるしいものがあり、気を付けたいのが、忘れた頃に適用開始の法改正。

 もう忘れている方も多いかもしれませんが、不動産証券化スキームで数多く利用されている有限責任中間法人が、中間法人法の廃止により12月1日をもってお役目終了、一般社団法人に生まれ変わります。

 そろそろ、どういうお話だったか再確認したいと思います。

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エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.12。シンバルズ(Cymbals)「Higher than the Sun e.p.」(M)

H201014higher_than_the_sun_ep  レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)回顧モードで間が空きましたが、まだまだ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。

 今回は、6thシングル「Higher than the Sun e.p」(2001年8月)。

 「洗練」と「クラブ・ミュージック」に大きく舵を取る転換点となった1枚です。

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バブル崩壊からやっと立ち直ったと思ったら、今度は世界のバブルが崩壊。2008年度上半期の全国企業倒産件数、3年連続の前年同期比増加、負債総額は上半期としては戦後2番目(帝国ニュース2008年10月9日号より)

 帝国ニュース2008年10月9日号によると、2008年度上半期の倒産件数は、6,343件となり、前年同期(5,503件)を15.3%(840件)上回り、3年連続の前年同期比増加。

 一方、負債総額も、8兆4,533億1,800万円(前年同期2兆8,794億2,900万円)で前年同期比193.6%の大幅増加で、2005年4月に集計基準を変更しており単純比較はできないとしつつも、上半期としては、2000年度(10兆9137億5900万円)に次ぐ戦後2番目の高水準とのこと。

 バブル崩壊からやっと立ち直ったと思ったら、今度は世界のバブルが崩壊してしまったという印象です。

 

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今でもやっぱりツッペリンのライヴは血が騒ぎます。レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「永遠の詩(狂熱のライヴ)(The Song Remains the Same)」(M)

H201005  レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「デフィニティヴ・ボックスセット<SHM-CD>(紙ジャケットボックスセット) 」(2008年9月)で全作を聴いてみて、やっぱり気持ちがいいのが、「永遠の詩(狂熱のライヴ)(The Song Remains the Same)」(1976年10月)。

 リアル・タイムで、映画版も見に行った、「永遠の詩(狂熱のライヴ)(The Song Remains the Same)」、今でもやっぱり、血が騒ぎます。

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日本人がほっとできる昔ながらの中国料理店No2。「蓬莱」(八重洲)

1  前回ご紹介した「鳳鳴春」と似た中国料理店が、八重洲一丁目の「蓬莱」。

 東京駅の駅前の商店街の裏通りにあり、場所は少々わかりにくい。

 こちらも、お昼時には人気の、日本人がほっとできる昔ながらの中国料理店です。

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思いの外、元気でカラフルな新作。ベン・フォールズ(Ben Folds)「ウェイ・トゥ・ノーマル (Way to Normal )」(M)

H201010  ベン・フォールズ(Ben Folds)の新作、「ウェイ・トゥ・ノーマル (Way to Normal )」(2008年9月)が到着。

 3年ぶり、3枚目のオリジナル・ソロ・アルバムである「ウェイ・トゥ・ノーマル (Way to Normal )」ですが、思いの外、元気でカラフルな内容。

 ベン・フォールズ(Ben Folds)が率いたバンド、ベン・フォールズ・ファイヴ(Ben Folds Five)のファンには、得に嬉しい1枚ではないでしょうか?

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どのような再生計画になるのでしょうか?J-REIT(上場不動産投資信託)初の倒産。ニューシティ・レジデンス投資法人、民事再生法申請。

 帝国データバンクによると、ニューシティ・レジデンス投資法人が10月9日に民事再生法を申立。負債総額は約1,123億円でJ-REIT(上場不動産投資信託)として初の倒産。

 申立代理人は、多比羅誠弁護士、監督委員は越塚和男弁護士。

 多比羅誠弁護士は、リーマン・ブラザーズの再生事件の監督委員でもあり大忙しです。

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XTC「イングリッシュ・セツルメント(English Settlement)」と相通ずるケルト風味の傑作ポップ・アルバム。レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「レッド・ツェッペリンⅣ(Led ZeppelinⅣ)」(M)

H201008  レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「デフィニティヴ・ボックスセット<SHM-CD>(紙ジャケットボックスセット) 」(2008年9月)で全作を聴いてみて、スタジオ作ではやはり一番良いと思ったのが、レッド・ツェッペリンⅣ(Led ZeppelinⅣ)」(1971年11月)。

 XTC「イングリッシュ・セツルメント(English Settlement)」(1982年2月)と相通ずるケルト風味の傑作ポップ・アルバムです。

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伊藤元重教授特別寄稿「山高ければ谷深し」(週刊 ダイヤモンド 2008年 10/11号特集「世界大破局」より)

H201007_2008_1011  今週号の週刊ダイヤモンドの特集は、「世界大破局」。

 強烈な表紙が決して脅かしでないことを思い知らされたのが、昨日の津波のような激動の金融市場。

 気が滅入りそうな悲観論尽くしの特集「世界大破局」の中で、この事態をポジティヴに捉えようとする、伊藤元重東京大学大学院経済学研究科教授の特別寄稿、「山高ければ谷深し」は勇気付けられます。

 

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目で楽しむツェッペリンNo2。レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「デフィニティヴ・ボックスセット(紙ジャケットボックスセット)」(M)

H201005   中学生の時以来、数十年ぶりに買った、ツェッペリン作品、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「デフィニティヴ・ボックスセット<SHM-CD>(紙ジャケットボックスセット) 」(2008年9月)。

 ジミー・ペイジ(Jimmy Page)のセンスなのか、ジャケット・デザインがどれも素晴らしかったツェッペリン、今回は中後期ツェツペリンです。

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日本人がほっとできる昔ながらの中国料理店。「中国料理 鳳鳴春 八重洲中央口店」

Photo  八重洲地下街も、再開発などもあり、この10年で大きく変貌し、お店も随分と様変わりいたしました。

 しかしながら、八重洲地下街の中心部に店を構える、「中国料理 鳳鳴春 八重洲中央口店」は、御昼時にはいつも人だかりで不動の人気。

 50年の歴史を誇るらしい「銀座本店」、弁護士会館の地下にある「霞ヶ関店」、「大丸東京店」と、一等地にいくつも店舗がありますが、どのお店も長年愛される続ける秘訣は、日本人がほっとできる昔ながらの中国料理がいつ行ってもあることでしょうか。

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目で楽しむツェッペリン。レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「デフィニティヴ・ボックスセット(紙ジャケットボックスセット)」(M)

H201004 中学生の時以来、数十年ぶりにツェッペリン作品を買ってしまいました。

 そう、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「デフィニティヴ・ボックスセット<SHM-CD>(紙ジャケットボックスセット) 」(2008年9月)。

 中学生時代は結構夢中になったものの、その後、XTC「ブラック・シー(Black Sea)」などニュー・ウェーヴ(New Wave)勢のタイトなグルーヴに接するようになってから、ジョン・ボーナム(John Bonham)のタメ効きすぎのグルーヴ感がどうもなじめなくなってしまったツェッペリン。

 でも、結成40周年記念、オリジナル・アルバム10作品のUK盤仕様(E式)を、日本が誇る紙ジャケット技術で再現した「デフィニティヴ・ボックスセット」、黒バックにフォー・シンボルズがデザインされたそのボックスのデザインの美しさには思わず魅かれてしまいました。

 そういえば、ツェッペリンって、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)のセンスなのか、ジャケット・デザインがどれも素晴らしかったことを思い出しました。

 今回は、目で楽しむツェッペリンです。

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企業買収の際には税務面に関し絶対に目を通すべき傑作専門書。佐藤信祐公認会計士・税理士 「企業買収の税務 第2版―ストラクチャー選択の有利・不利判定」

H201003_2  2006年12月に初版が発売された、佐藤信祐公認会計士・税理士 「企業買収の税務―ストラクチャー選択の有利・不利判定」は、企業買収のケースごとに、選択肢→税務メリット→手法の決定が明示され、有利な手法を徹底比較するという画期的な専門書で、私も大いに活用させていただきました。

 現在では、昨年の7月に発売された第2版、佐藤信祐公認会計士・税理士 「企業買収の税務 第2版―ストラクチャー選択の有利・不利判定」が最新版。

 企業買収の際には、税務面に関し絶対に目を通すべき傑作専門書です。

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抜群のポップ・センスが嬉しい新作。□□□(クチロロ)「TONIGHT」(M)

H201002tonight  □□□(クチロロ)の、メジャー(commmons)移籍第二弾、5thアルバム 「TONIGHT」(2008年9月)が発売に。

 サウンドの完成度もなかなかのものですが、□□□(クチロロ)の魅力は、若手の中でも群を抜いて光るポップ・センス。

 「TONIGHT」ですが、その抜群のポップ・センスが発揮された力作だと思います。

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「世界市場ポートフォリオ」は「経済学的にもっとも正しい投資法」か?「世界の株、時価総額2000兆円目減り 金融危機が直撃」(2008年10月1日付日本経済新聞より)

 今日の日本経済新聞の1面は、「世界の株、時価総額2000兆円目減り 金融危機が直撃」。

 世界の株式時価総額が急減しており、9月末の主要な証券取引所の株式時価総額合計は過去最高だった2007年10月末に比べ2000兆円以上減ったもようで、米金融危機で株安に拍車がかかり、世界の名目国内総生産(GDP)の4割強に相当する価値が目減りし、株安による家計や年金の資産減少が消費や投資を冷やし、世界の実体経済に影を落とす懸念が広がっているとのこと。

H200123_2  一方で、以前にご紹介した、橘玲氏が自著「臆病者のための株入門」(2006年4月)でいち早く提唱した「経済学的にもっとも正しい投資法」である「世界市場ポートフォリオ」と考え方を同じくする、海外ETFの投資本の新刊が本屋の店頭では花盛り。

 時価総額の比率で世界全体に株式投資を行うという「世界市場ポートフォリオ」は、「経済学的にもっとも正しい投資法」であり、だとすれば今は絶好の買い場なのでしょうか?

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