エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.16。シンバルズ(Cymbals)「Love Thing」(M)
まだまだ、引き続き振り返りたい、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。
今回は、7thシングル「Love Thing」(2002年10月)。
タイトル曲「Love Thing」は、沖井礼二とSAX奏者山本拓夫との共同プロデュースによる堂々たるビック・バンド・ジャズ。
3rdアルバム「Sine」の「洗練」と「クラブ・ミュージック」路線を突き進むと思いきや、普遍的・王道的ポップスの境地にいきなり降り立つシンバルズ(Cymbals)、これがなかなか気持ちが良いです。
山本拓夫は、サザンオールスターズ(Southern All Stars)等のセッション・ワークや村田陽一SOLID BRASSのメンバーとして知られる、ロック畑での活躍が有名なSAX奏者。
ちなみに、シンバルズ(Cymbals)の土岐麻子の父親も、山下達郎のバック・バンドのメンバーとして、ロック畑での活躍が有名なSAX奏者、土岐英史。
You Tube上のタイトル曲「Love Thing」のプロモーション・ビデオ。
http://jp.youtube.com/watch?v=XedvzTKsmsQ
父親からのDNAがそうさせるのか、土岐麻子が実に水を得た魚のように、ピタリとはまっていますね。
ところで、本盤のカップリングは、日本音楽界の鬼才、ヤン富田による3rdアルバム「Sine」収録曲のリミックス、「GLIDE(Yann Tomita Mix)」。
これがまた、ナチュラルで、普遍的・王道的ポップスの境地の傑作。
このバージョンは、本年4月に発売された、ヤン富田の音楽人生総決算的プロジェクトの一環である、「Music・Meme4 VARIATIONS(DVD付)」(2008年4月)にも再収録されています。
普遍的・王道的ポップスの境地のシンバルズ(Cymbals)、正にエバー・グリーンです。
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