変ったようで変わらない、やっぱりスガシカオらしい1枚。スガシカオ「FUNKAHOLiC」(M)
スガシカオの、2年ぶり、通算8枚目のオリジナル・アルバム「FUNKAHOLiC」(2008年9月)が到着。
「FUNKAHOLiC」(ファンカホリック=ファンク中毒)というタイトルに、冨抜功一(ROOTS)によるものすごくファンキーなジャケット、沼澤尚の刻むビートが実にクールな1曲目「バナナの国の黄色い戦争 」もメチャ、ファンキー。
デビュー11年目にして、心機一転、ファンキー路線に転向かと一瞬思いましたが、全曲通して聴いてみるとやはりスガシカオらしい味わい深い詩が印象的なウェットな歌が満載。
初回限定版のみかもしれない紙カバーを外すと、CDジャケットがいつもと同様のスガシカオの写真のジャケットであることに象徴されるように、やっぱりスガシカオらしい1枚です。
スガシカオの魅力は、グルーヴ感あふれる完成度の高いサウンドと味わい深い詩の歌。
昨年、デビュー10周年を記念した「別冊カドカワ(総力特集)スガシカオ (カドカワムック 249)」(2007年1月)という素晴らしいスガシカオの研究本が出ましたが、エンタメ界の怪物、秋元康氏の「難しい言葉を使わずに哲学的・文学的な表現ができる稀有なシンガー・ソングライター」とのスガシカオ評が、実に的確、言い得て妙。
「少しの難しい言葉で哲学的・文学的な表現ができる稀有なシンガー・ソングライター」と変えるならば、カーネーション(Carnation)の直枝政広(直枝政太郎)に当てはまり、さらに「哲学的・文学的な表現ができる稀有なシンガー・ソングライター」とさらに変えれば鈴木慶一に当てはまるでしょう。
私にとっては、スガシカオ、直枝政広(直枝政太郎)、鈴木慶一が、日本語詞の3大作詞家です。
You Tube上の2曲目「NOBODY KNOWS」のプロモーション・ビデオ。
http://jp.youtube.com/watch?v=q4O9Am60V3k
You Tube上の7曲目「フォノスコープ」のプロモーション・ビデオ。
http://jp.youtube.com/watch?v=ofqbZjJfG0g
「NOBODY KNOWS」、「フォノスコープ」は、「夜空ノムコウ」などのスガシカオ作品おなじみの森俊之とスガシカオのサウンド・プロデュース。
You Tube上の10曲目「コノユビトマレ」のプロモーション・ビデオ。
http://jp.youtube.com/watch?v=_qSf68-vIZo
「コノユビトマレ」は、屋敷豪太のサウンド・プロデュース。
個人的には、スガシカオの日本人離れしたグルーヴ感あふれる完成度の高いサウンドも高く評価していますので、1曲目「バナナの国の黄色い戦争」のようなファンキー路線で、全曲突っ走るアルバムもぜひ聴いてみたいところですので、今後に期待しています。
| 固定リンク
« ありそうでなかった不動産取引の包括的な会計・税務本。新日本有限責任監査法人「不動産取引の会計・税務Q&A 」 | トップページ | 独自の切り口と言葉、冷静な損得勘定に思わず相槌を打ちたくなる中小企業経営の良書。児玉尚彦「会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則」 »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2025年音楽本ベスト。横山 剣(Ken Yokoyama)「昭和歌謡イイネ!」 (2026.01.05)
- アカウンティング&ミュージック 2025年邦楽再発・再編集等ベスト。VARIOUS ARTISTS [細野晴臣、小西康陽、澤部渡(スカート)ほか]「はらいそ、の音楽 コーヒーハウス・モナレコーズの細野晴臣さんトリビュート・アルバム」(2026.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2025年洋楽再発・再編集等ベスト。番外編:ザ・ディービーズ(The dB′s )「スタンズ・フォー・デシベルズ(Stands for Decibels)」(2026.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2025年洋楽再発・再編集等ベスト。ジェネシス(Genesis)「眩惑のブロードウェイ [50周年記念スーパー・デラックス・エディション] (THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY (50TH ANNIVERSARY SUPER DELUXE EDITION)」(2026.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2025年邦楽ベスト3。第3位: サザンオールスターズ(Southern All Stars)「LIVE TOUR 2025 「THANK YOU SO MUCH!!」」(2026.01.04)

コメント