エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称えるNo.10。シンバルズ(Cymbals)「Visualized!」(M)
引き続き振り返る、沖井礼二、矢野博康、土岐麻子からなるシンバルズ(Cymbals)のエバー・グリーンな音楽。
今回は、1stDVD「Visualized!」(2000年12月)。
2ndアルバム「Mr.Noone Special」までの、初期シンバルズ(Cymbals)を総括する時期に入ったのか、「Visualized!」はこれまでのプロモーション・ビデオ集。
ビート・コンボ・タイプの初期シンバルズ(Cymbals)、時の経過とともに色褪せないエバー・グリーンなポップさ、小気味いビートによる疾走感という魅力が目でも味わえます。
シンバルズ(Cymbals)のビデオ集としては、解散発表後に発売された2ndDVD「video anthology」(2003年12月)もあります。
こちらは、デビユーから解散までのシンバルズ(Cymbals)のプロモーション・ビデオ集。
したがって、「Visualized!」収録のプロモーション・ビデオは全曲収録されています。
「Visualized!」にしか収録されていないものは、まずは、1曲目の当時の書き下ろし新曲「Visualized!」の映像(音自体は、後にベスト・アルバム「Anthology」(2003年12月)に収録)。
You Tubeにアップされた「Visualized!」の映像。
http://jp.youtube.com/watch?v=CoS4C6Yup28
この曲のリズム・トラックは、コロンビア時代のピチカート・ファイヴ(Pizzicato Five)を彷彿とさせる打ち込みクラブ系サウンドで、今後のシンバルズ(Cymbals)の方向が実は既にここで示唆されていることに気が付きます。
次に、これまでのCMスポット集、「-CM SPOTS~Spotted Henry~-」。
http://jp.youtube.com/watch?v=crNuXGZwHTs
この映像は、シンバルズ(Cymbals)の魅力を端的に表した、大変楽しい映像。
沖井礼二の意向だったのか、シンバルズ(Cymbals)時代はジャケットを大きく飾ることがほとんどなかった土岐麻子のキュートさが楽しめます。
土岐麻子の魅力は、竹内まりやのような懐の深い包容力のようなものではないかと感じます。
最後に、ライナー・ノーツの映像ディレクターの山口保幸氏と音楽ライター小暮秀夫氏の、「『Visualized!』について私が知っている(あるいは夢想した)二、三の事柄対談」。
「Rally」のビデオ・クリップで、競い合うことをテーマにした曲なので、60年代末の東西冷戦の頃の映像、モハメッド・アリVSジョー・フレイザーの対戦写真を使っていることなど、シンバルズ(Cymbals)の映像に対するコダワリについて、語られています。
シンバルズ(Cymbals)のコダワリを楽しみたい方は、美しいジャケットを揃えるという楽しみもありますし、「Visualized!」もお見逃しなく。
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