元ちとせには上田現。元ちとせ「カッシーニ」1曲目「カッシーニ」(M)
UAの記事で、歌い手とサウンド・メイカーの相性というのがあり、bird(バード)といったら大沢伸一、UAといったら朝本浩文と書かせていただきましたが、元ちとせには何と言っても元レピッシュ(LÄ-PPISCH)の上田現。
大変残念ながら、上田現は本年3月に帰らぬ人となってしまいましたが、7月に発売された元ちとせ「カッシーニ」(2008年)の1曲目「カッシーニ」でもその素晴らしい相性が楽しめます。
オフィスオーガスタ社長の森川欣信氏の記事でご紹介した「GOETHE」2008年3月号で触れられていますが、元ちとせに上田現を結びつけたのは森川欣信氏。
東南アジアの村を舞台にした上田現の曲「コリアンドル」(1991年)が、元ちとせに閃いたイメージにピッタリだったからとのこと。
元ちとせの1枚目のアルバム「ハイヌミカゼ」(2002年)収録の上田現作詩・作曲・プロデュースの元ちとせの最大のヒット曲「ワダツミの木」の曲名も森川欣信氏の発案らしい。
You Tubeにアップされた「ワダツミの木」のプロモーション・ビデオ。
http://jp.youtube.com/watch?v=uT8uw0DM4ls
私が元ちとせのアルバムで一番好きなのが、2枚目「ノマド・ソウル」(2003年)。
元ちとせのアルバムは、すべて複数プロデューサー制なのですが、「ノマド・ソウル」では上田現のプロデュース曲が最多の4曲なのがうれしい。
You Tubeにアップされた「千の夜と千の昼」の映像。
http://jp.youtube.com/watch?v=OnXmLswdZ64
3枚目「ハナダイロ」(2006年)では、上田現のプロデュース曲数は3曲と後退。
しかし、上田現作詩・作曲・プロデュースの1曲目「羊のドリー」がとにかく圧巻。
言うまでもなく「羊のドリー」は世界初のクローン哺乳類の羊のことですが、強烈な印象の詩と美しい曲・サウンドにはただただ感動。
「アーティスト歌詞情報 goo音楽」にアップされた「羊のドリー」の歌詞。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND42419/index.html
そして、4作目「カッシーニ」(2008年)では、体調のこともあってからか、上田現のプロデュース曲は、1曲目「カッシーニ」のみ。
上田現の無国籍的世界の詩とダブ風味のレゲエ・サウンドは、元ちとせには抜群の相性。
You Tubeにアップされた「カッシーニ」のプロモーション・ビデオ。
http://jp.youtube.com/watch?v=bJgOD6DXwrc
全曲上田現のプロデュースによる元ちとせのアルバムをぜひ聴きたかったところですが、かなわぬ夢となってしまい大変残念です。
| 固定リンク
« 28年に渡る実務経験に基づく貴重な見識。緑川正博公認会計士「非公開株式の評価―商法・税法における理論と実務」 | トップページ | 味噌煮込みうどん店の意外な冷やし麺の傑作、「冷やし味噌うどん」。「玉丁本店」(八重洲) »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2025年音楽本ベスト。横山 剣(Ken Yokoyama)「昭和歌謡イイネ!」 (2026.01.05)
- アカウンティング&ミュージック 2025年邦楽再発・再編集等ベスト。VARIOUS ARTISTS [細野晴臣、小西康陽、澤部渡(スカート)ほか]「はらいそ、の音楽 コーヒーハウス・モナレコーズの細野晴臣さんトリビュート・アルバム」(2026.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2025年洋楽再発・再編集等ベスト。番外編:ザ・ディービーズ(The dB′s )「スタンズ・フォー・デシベルズ(Stands for Decibels)」(2026.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2025年洋楽再発・再編集等ベスト。ジェネシス(Genesis)「眩惑のブロードウェイ [50周年記念スーパー・デラックス・エディション] (THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY (50TH ANNIVERSARY SUPER DELUXE EDITION)」(2026.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2025年邦楽ベスト3。第3位: サザンオールスターズ(Southern All Stars)「LIVE TOUR 2025 「THANK YOU SO MUCH!!」」(2026.01.04)


コメント
唯一無二の天才とは上田現のことだと今でも思う。ワダツミの木は上田版の方が好きです。
投稿: | 2010年2月21日 (日) 00時43分
コメントありがとうございます。
上田現、大変残念なことになってしまいました。
フル・プロデュースによる元ちとせ、ぜひ聴きたかったところです。
投稿: Accounting&Music | 2010年2月26日 (金) 01時31分