エバー・グリーン!シンバルズ(Cymbals)を称える。シンバルズ(Cymbals)「Neat,or Cymbal!」(M)
シンバルズ(Cymbals)は、1969年生まれの沖井礼二(B,G)を中心に、1970年生まれの矢野博康(D)、1976年生まれの土岐麻子(Vo)により、1997年に結成され2003年に解散した3人組のロックバンド。
結成時の、コンセプトは「かわいくっていじわるな感じのバンド。ただしパンク」。
その音楽の歩みを知るには、解散後に発売されたベスト盤「anthology」(2003年)が格好であるとともに、ベスト盤ながら素晴らしいアルバムとしての完成度。
そして、それに輪をかけて素晴らしいのが、これも解散後に発売されたライヴ盤「requests!」(2003年)。
両盤に共通するのは、 時の経過とともに色褪せないエバー・グリーンなポップさ、小気味いビートによる疾走感。
最近、徹夜に近い仕事が続いていた私の深夜~明け方のBGMに大活躍。
「anthology」でテンションを上げ、さらに「requests!」で眠気を吹っ飛ばす。
シンバルズ(Cymbals)のデビューは、インディーズのLD&Kからのカセット「I!m a bliever」(1998年4月)ですが、こちらは残念ながら未入手。
そして、デビューCDがLD&Kからの「Neat,or Cymbal!」(1998年6月)。
1曲目「Cucumber」、2曲目「Happy Knight,Shiny Child」、6曲目「I’ma Believer」は、ライヴ盤「requests!」にも収録され、その後の彼らのライヴの定盤曲になったものらしい。
これらの曲は、私も大好きですね。
「Neat,or Cymbal!」は全曲が英語詩で対訳がライナー・ノーツに記載で、その英語力におじさんは世代ギャップを感じます。
「Neat,or Cymbal!」とは、7曲目「Cymbal Strut 」の訳詞によると「お行儀よくしなさい、さもなければシンバル!」という意味らしいが、最近のインタビューによると、沖井礼二は消去法的にプロのミュージシャンを選んだらしいので、Neetかシンバルズ(Cymbals)かという、彼の当時の心境をダブル・ミーニングにしてるのかともと思うのは、英語音痴のおじさんの妄想でしょうか?
時の経過とともに色褪せないエバー・グリーンなポップさ、小気味いビートによる疾走感は既にこの時に確立されている「Neat,or Cymbal!」、シンバルズ(Cymbals)の進撃の幕開けにふさわしい好盤です。
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