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2008年7月

28年に渡る実務経験に基づく貴重な見識。緑川正博公認会計士「非公開株式の評価―商法・税法における理論と実務」

H200731  当ブログでも続けてご紹介しているように、中小企業庁は、非上場株式の価格算定の指針を、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本弁護士連合会の代表らによる「非上場株式の評価のあり方に関する委員会」がまとめる形で、年内にも作成するとのこと。

 長年非上場株式の評価に携わってこられた緑川正博公認会計士が、28年に渡る実務経験に基づく貴重な見識を整理したのが、「非公開株式の評価―商法・税法における理論と実務」(2004年)。

 特に、商法における株式評価の判例についての解説が参考になります。

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レ・ネグレス・ヴェルト(Les Negresses Vertes)以来の絶妙なブレンドの異種交配。デヴォーチカ(DeVotchKa )「ア・マッド・アンド・フェイスフル・テリング(A Mad and Faithful Telling )」(M)

H200730a_mad_and_faithful_telling  映画「リトル・ミスサンシャイン(Little Miss Sunshine)」(2006年)で素晴らしい音楽を披露してくれたデヴォーチカ(DeVotchKa )ですが、当ブログにコメントをいただいているMYBさんのUwatzlla!でもいち早く紹介されていたのが、5月に日本盤も発売された最新作「ア・マッド・アンド・フェイスフル・テリング(A Mad and Faithful Telling )」(2008年)。

 最近で言えば、アーケイド・ファイア(Arcade Fire)、ベイルート(Beirut)、ちょっと前ならブレイヴ・コンポ(Brave Combo)、マノ・ネグラ(Mano Negra)など、東欧的要素がミックスされ話題となった音楽はいろいろありますが、なかなかピタリと私の琴線に触れるものはなかなかないという印象が。

 ところが、デヴォーチカ(DeVotchKa)のこの絶妙なブレンドの異種交配、レ・ネグレス・ヴェルト(Les Negresses Vertes)以来といっていいほど、ピタリと私の琴線に触れました。

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すごくおいしいご飯に注目。「有楽町 コパン・コパン (Copain Copain) 韓国料理」

Copain_copain1 有楽町ガード下の巨大店舗ながら、 いつも行列が絶えない「有楽町 コパン・コパン (Copain Copain) 韓国料理」は、牛たんで有名な新宿「牛たん ねぎし」の経営するお店。

 私のお気に入りは、ランチだとキムチとサラダが付いて950円の「豚キムチチゲセット」。

 驚嘆すべき次元の、すごくおいしいご飯に注目です。

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壮大なるアメリカ音楽絵巻、昔No.4。ヴァン・ダイク・パークス(Van Dyke Parks)「ジャンプ!(Jump!)」(M)

H200728jump 既に続けてご紹介しているように、2007年にワーナー時代の5作品が紙ジャケ再発されたヴァン・ダイク・パークス(Van Dyke Parks)。

 今回は、残りの作品をご紹介したいと思いますが、まずは、1984年に前作「ヤンキー・リーパー(Clang Of The Yankee reaper)」から8年ものブランクを経て発売されながら、発売当時も傑作との声も高く、ファンから喝さいを浴びた「ジャンプ!(Jump!)」。

 アメリカ南部に伝わる民話集「アンクル・リーマス(Uncle Remus:His Songs and His Sayings)」をテーマに、ヴァン・ダイク・パークスのマジカルなオーケストレーションが縦横無尽に飛び交います。

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非上場株式の価格算定方法の明確化への意見。八ッ尾順一公認会計士「時価課税の規定と事例研究」

H200727 当ブログでも続けてご紹介しているように、中小企業庁は、非上場株式の価格算定の指針を、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本弁護士連合会の代表らでつくる中小企業庁長官の私的研究会「非上場株式の評価のあり方に関する委員会」がまとめる形で、年内にも作成するとのこと。

 八ッ尾順一公認会計士も、実務上相当苦慮されているのか、著書「時価課税の規定と事例研究」(2003年)の中で、少数株主等からの買取請求等(非訴事件等)での非上場株式の価格算定方法の明確化につき、面白い意見を述べておられます。

 「時価課税の規定と事例研究」は、本来は時価課税についての書籍であるため、株式評価についての意見が掲載されていることに通常気が付きにくいと思われますので、今回、ご紹介させていただきます。

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壮大なるアメリカ音楽絵巻、今No.4。スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)&デヴォーチカ(Devotchka)「リトル・ミスサンシャイン(Little Miss Sunshine )[Soundtrack] 」(M)

H200726_miss_sunshine_soundtrack_2 スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)の名曲「chicago」と「No Man's Land」が使われていたのでチェックしていたサントラ盤、「リトル・ミスサンシャイン(Little Miss Sunshine) [Soundtrack] 」(2006年)。

 なかなか見れないで買い置きしていた、ジョナサン・デイトン(Jonathan Dayton)&ヴァレリー・ファリス(Valerie Faris)監督の映画「リトル・ミスサンシャイン(Little Miss Sunshine)」(2006年)のDVDも遂に見てみましたが、期待通りの大傑作。

 スフィアン・スティーヴンス (Sufjan Stevens)の曲が印象的なのはもちろんのこと、5月に日本盤デビューも果たしたデヴォーチカ(Devotchka)の音楽も素晴らしく、映画、サントラ盤ともどもお勧めです。

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非上場株式の価格算定方法の類型化へのチャレンジ。高橋義雄公認会計士「非公開株式 鑑定・評価の実務―キャッシュフロー法による鑑定・評価実務を中心に」

H200725  当ブログでもご紹介したように、中小企業庁は、非上場株式の価格算定の指針を、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本弁護士連合会の代表らでつくる中小企業庁長官の私的研究会「非上場株式の評価のあり方に関する委員会」がまとめる形で、年内にも作成するとのこと。

 非上場株式の価格算定方法の類型化については、そんなことは所詮無理との意見もあるでしょうが、過去に果敢にチャレンジされたのが、1993年に日本公認会計士協会経営研究調査会から公表された「株式等鑑定評価マニュアル」の作成の中心的メンバーであった高橋義雄公認会計士ではないでしょうか。

 高橋義雄公認会計士の研究成果は、「非公開株式 鑑定・評価の実務―キャッシュフロー法による鑑定・評価実務を中心に」(2000年)でより詳しく知ることができます。

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痛快な「ロケン・ロール」を単純に楽しみたい。プライマル・スクリーム(Primal Scream)「ビューティフル・フューチャー (Beautiful Future)」(M)

H200724beautiful_future  1982年にスコットランドのグラスコーで結成された、ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)率いるプライマル・スクリーム(Primal Scream)の2年ぶりのアルバム「ビューティフル・フューチャー (Beautiful Future)」(2008年)が7月16日に発売になりました。

 アルバムごとにサウンドを変化させることで有名なプライマル・スクリーム(Primal Scream)ですが、本作は前作に通ずるシンプルなロックン・ロール回帰型、私が最も好きな彼らのパターンです。

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非上場株式の価格算定の議論華やかかりし頃。「株式等鑑定評価マニュアルの解説」別冊商事法務No.161

H200723  当ブログでもご紹介したように、2008年7月17日付日本経済新聞によると、中小企業庁は、非上場株式の価格算定の指針を、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本弁護士連合会の代表らでつくる中小企業庁長官の私的研究会「非上場株式の評価のあり方に関する委員会」がまとめる形で、年内にも作成するとのこと。

 現在は廃刊の「株式等鑑定評価マニュアルの解説」別冊商事法務No.161(1994年)に掲載されている座談会を読むとよくわかりますが、日本公認会計士協会経営研究調査会から1993年11月9日に「株式等鑑定評価マニュアル」が公表された頃、非上場株式の価格算定についての盛んな議論が行われています。

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何から何までスタイリッシュに決め込んだ1枚。ベック(Beck)「Modern Guilt」(M)

H200722modern_guilt  1970年生まれのカリフォルニア州ロサンゼルス出身のシンガー・ソング・ライターにしてマルチ・プレイヤー、ベック(Beck)こと、ベック・ハンセン(Beck Hansen)の2年ぶり10作目のスタジオ・アルバム「Modern Guilt」(2008年)が、輸入盤で7月8日に発売(日本盤は8月6日発売予定)。

 ムダをそぎ落としたシンプルなサウンドに実にマッチした、今年のNo.1ではないかと思われるジャケットをはじめ、何から何までスタイリッシュに決め込んだ1枚、カッコ良さにしびれます。

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インターネット化で1ヶ月公開が早くなった路線価図。

 2008年の路線価図が、例年より1ヶ月早い7月1日から公開になりました。

 http://www.rosenka.nta.go.jp/

 週刊税務通信2008年7月7日号によると、国税庁がインターネット化(IT化)やペーパーレス化を進め、これまで国税局や税務署に配置していた路線価図等の冊子を廃止した一方、例年より1カ月早くインターネット上で閲覧できるようにしたとのことで、2009年以降も原則7月1日に公開する方針だそうです。

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このアルバムの正体は・・・。ロバート・パーマー(Robert Palmer)「ロバート・パーマー・ゴールド(Robert Palmer Gold)」(M)

H200720gold 音源よりだいぶ後年の老け顔のジャケット写真、ありふれたタイトル、商売っ気の乏しい日本盤帯・・・。

 ユニバーサル・ミュージックが力を入れている、高音質とされるSHM-CDとして5月28日に発売された、「ロバート・パーマー・ゴールド(Robert Palmer Gold)」(2008年)ですが、SHM-CDがよほど好きな人でもなければ触手が動かないところ。

 レコード・コレクターズ8月号の宮子和眞氏のレビューで判ったのですがこのアルバムの正体は・・・。

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実務家として期待したいと思います。「非上場株の価格算定へ指針 中小企業庁、後継者の相続支援 」(2008年7月17日付日本経済新聞)

 以前より拝見させていただいている、澤村八大公認会計士のブログ「M&A会計士がゆく」や、「信託大好きおばちゃんのブログ」でも紹介されていますが、2008年7月17日付日本経済新聞によると、中小企業庁は非上場株式の価格算定の指針を年内にも作成するとのこと。

 業種、資産内容などに応じた具体的な算定方法を「収益還元方式」、「配当還元方式」、「類似業種・企業比較法式」、「純資産価額方式」の4方式を軸に明示し、中小・零細企業の経営者が死亡した際などに、親族に分散しがちな株式の金銭的な価値を示すことで、株式を後継者に集約しやすくするそうです。

 また、当該指針は、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本弁護士連合会の代表らでつくる中小企業庁長官の私的研究会「非上場株式の評価のあり方に関する委員会」(委員長・岡村正日本商工会議所会頭)がまとめるそうで、税務、法務の関係者が集まって審議し、将来的には国税庁の財産評価基本通達への反映も目指すそうです。

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さりげなく発売されたロン・セクスミス(Ron Sexsmith)の最高作。ロン・セクスミス(Ron Sexsmith)「Exit Strategy of the Soul」(M)

H200718exit_strategy_of_the_soul  Amazon.co.jpからのメールで知りましたが、ロン・セクスミス(Ron Sexsmith)の約2年ぶり、ソロ名義での通算10枚目となる「Exit Strategy of the Soul 」(2008年)が7月8日に発売されました。

 ただでさえ地味なロン・セクスミス(Ron Sexsmith)の、直訳するならば「魂の出口戦略」と題された「Exit Strategy of the Soul」、久しぶりのインディーズ、アメリカはノース・カロライナのYep Roc Records からの発売で日本発売は未定。

 地味さに拍車がかかってしまうのではと心配されましたが、ホーン・セクションやピアノを多用したマーティン・テレフェ(Martin Terefe)のプロデュースが光る、ロン・セクスミス(Ron Sexsmith)の最高作といっていい素晴らしい出来です。

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日本の法人税率の引き下げの必要性。「企業が海外で稼いだ利益 環流へ税軽減を検討」(2008年7月17日付日本経済新聞)

 今日の日本経済新聞の朝刊に、3面にわたり、日本企業が海外で稼いだ利益が国内に還流せず、「税の空洞化」が進んでいるという記事が。

 近年、よく議論となる日本の法人税率の引き下げの必要性について考えてみます。

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バンド・オン・ザ・ラン(Band On The Run)!オウズリー(Owsley)「The Hard Way」(M)

H200716the_hard_way  オウズリー(Owsley)の2枚目にして、現時点での最新作となるのが、残念ながら日本で未発売の「The Hard Way」(2004年)。

 「The Hard Way」の最大の聴きどころは、クレジットはないものの、10曲目が終わった後に、シークレット・トラックとして収録された、言わずと知れたポール・マッカートニー&ウイングス(Paul McCartney & Wings)の1974年の全米No.1ヒットにして名曲中の名曲「バンド・オン・ザ・ラン(Band On The Run)」。

 前作「カミング・アップ・ローセズ(Owsley)」同様、丁寧に作り上げられた珠玉のポップ・ロック・アルバムに、さらなる華を添えてくれます。

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これまたびっくりしました。勝間和代公認会計士の子育て論「こどもと育つ」(2008年6月24日日本経済新聞)。

H200317  以前にご紹介した「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」には、本当にびっくりさせられた勝間和代公認会計士。

 最新刊「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」は、びっくり度が弱いかなとの印象。

 ところが、2008年6月24日日本経済新聞「こどもと育つ 仕事の価値 知ってほしい」での勝間和代公認会計士の子育て論には、またもやびっくりさせられました。

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自分に音楽の才能があったらこんな音楽がやりたかった。オウズリー(Owsley)「カミング・アップ・ローセズ(Owsley)」(M)

H200714 自分に音楽の才能があったらこんな音楽がやりたかった、と思わせるのが、1966年アメリカはアラバマ州(アニストン)生まれのシンガー・ソング・ライター、というよりロックン・ローラー、オウズリー(Owsley)ことウィル・オウズリー(Will Owsley)。

 何しろ、トッド・ラングレン(Todd Rundgren)、10cc、XTC好きは他にもいるとしても、クラウデッド・ハウス(Crowded House)が好きだなんて、「趣味オンナジ」すぎです。

 デビュー・アルバム「カミング・アップ・ローセズ(Owsley)」(1999年)は、練りに練り上げられた珠玉のポップ・ロック・アルバムです。

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「大人のにぎり飯」に匹敵するコンビニ弁当の傑作。「dancyu」(ダンチュウ)×セブン-イレブン共同開発「特製 粗(あら)デミソース仕立て 新・欧風ビーフカレー」

P7130013  「dancyu」(ダンチュウ)×セブン-イレブン共同開発「特製 粗(あら)デミソース仕立て 新・欧風ビーフカレー」が7月5日から7月28日の期間限定で発売中。

 今まで、私にとってのコンビニ弁当の最高傑作は、昨年年7月に「dancyu」の創刊200号記念企画として、「南インド式 粗挽き黒胡椒チキンカリー」とともに発売された、「大人のにぎり飯 紅鮭・紀州梅・おかか」(2007年)。

 「特製 粗(あら)デミソース仕立て 新・欧風ビーフカレー」は、それに匹敵する傑作です。

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コールドプレイ(Coldplay)のアメリカの子供たち。エイスリー(Eisley)「Room Noises 」(M)

H200712room_noises  ジェスカ・フープ(Jesca Hoop)が好きだと言ったら、中学の同級生の音楽プロデューサー外間隆史が、セイント・ヴィンセント(St. Vincent )とともに聴いてみろと紹介してくれたのが、エイスリー(Eisley)。

 エイスリー(Eisley)は、1983年生まれのシェリー・デュプリー(Sherri Kay DuPree)と1988年生まれのステイシー・デュプリー(Stacy Lynn DuPree)の姉妹を中心としたアメリカはテキサス(タイラー)の家族バンドで、コールドプレイ(Coldplay)のアメリカの子供たちともいうべき、美しいメロディーが印象的。

 特に、ファースト・アルバム「Room Noises」(2005年)は、彼女たちの当時の年齢を考えると驚かざるを得ない美メロが光ります。

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プロ御用達の業界情報、4年振りの新版。金融財政事情研究会 「業種別審査事典 第11次新版[CD-ROM] 」

H200711cdrom  我々、公認会計士・税理士等のプロフェッショナルが、事業再生や企業価値評価(株式評価)、事業報告の原案作成等の局面で何かと重宝するのが業界情報。

 なかでも定評がある、1986年~1994年にかけて福田康夫総理が理事をしていた社団法人 金融財政事情研究会の「業種別審査事典」が本年4年振りに改訂され、「業種別審査事典 第11次新版」(2008年)として発売。

 少々高価なものではありますが、以前から利用している保管及び携帯に便利なCD-ROM版で入手してみました。

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試されているような気もしますが喜んでついて行きます。Perfume(パフューム)「love the world」(M)

H200710love_the_world  当ブログにもコメントいただいているK2さんの音楽サイト、CLUB K2で、いち早く発売日(7月9日)に紹介されていたPerfume(パフューム)のニューシングル「love the world」(2008年)、当然の中田ヤスタカ・プロデュース。

 さっそく、おじさんもレコード屋に走り、ゲットしました。

 何だか試されているような気もする「love the world」、喜んでついて行きます。

 

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新製品に変わっていました。伊藤園「 ビタミンフルーツ 熟マンゴー&アップル」

H200709  以前にご紹介した、伊藤園「 ビタミンフルーツ 熟ぶどう 」が常備され、毎日愛飲していた我が事務所前の自動販売機。

 ところが、数日前から、6月30日に発売された新製品、伊藤園「 ビタミンフルーツ 熟マンゴー&アップル」に変更に。

 さっそく試してみましたが、今までの「ビタミンフルーツ」シリーズ同様、よくできています

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「イーノはいーの」(by細野晴臣)。コールドプレイ(Coldplay)「美しき生命(Viva la Vida)」(M)

H200708viva_la_vida  出すアルバム出すアルバムが次々と売れに売れまくっている、21世紀最大のイギリスのロック・バンド、コールドプレイ(Coldplay)。

 今まで正直言って、何でそんなに売れるのか理解できませんでしたが、6月に発売されたブライアン・イーノ(Brian Eno)のプロデュースによる「美しき生命(Viva la Vida)」(2008年)には、ズバリはまりました。

 細野晴臣のお言葉、「イーノはいーの」、そのとおりです。

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読むのが追い付かない恐るべき執筆力。「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」

H2007077  今回も、dancing-ufoさんのブログ「財務アナリストの雑感 シーズン2」の6月17日の記事で知りましたが、またもや出ました「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」。

 忙しくて忙しくて、買っても読めないうちに、dancing-ufoさんのブログでも2回目のネタに。

 いよいよ、私もdancing-ufoさんのようにフォトリーディングでもやらなければダメかと思う今日この頃ですが、それにしても恐るべきは、勝間和代公認会計士の読むのが追い付かない恐るべき執筆力。

 私も本書をようやく読ませていただき、爪の垢を煎じて飲ましていただきました。

 

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遂に紙ジャケ・再発!知る人ぞ知る極上ポップ・ロック・バンドNo.5。ビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)「プラスティック幻想(Drastic Plastic)」(M)

H200706drastic_plastic 既にご紹介のように、知る人ぞ知る極上ポップ・ロック・バンド、ビル・ネルソン(Bill Nelson)率いるビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)のオリジナル・アルバム全作品が、遂に6月25日に紙ジャケ・再発。

 6枚目にして、ラスト・アルバムなのが、ビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)「プラスティック幻想(Drastic Plastic)」(1978年)。

 パンクを触媒にニューウェイヴ・ミュージックが生まれつつあった当時の時代感覚があふれる1枚です。

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企業の市場からの退出のルールの定着。民事再生実務合同研究会 「民事再生手続と監督委員」

H200705  本年5月に発売された、民事再生実務合同研究会 「民事再生手続と監督委員」商事法務(2008年)。

 民事再生実務合同研究会は、東京の三弁護士会の倒産法研究グループの有志の弁護士の、弁護士会の枠を超えて合同研究会とのことで、監督委員の実務に焦点を当てて再生手続を俯瞰しようとするのが本書「民事再生手続と監督委員」。

 注目は、法律雑誌NBL860号~866号(2007年)より再掲載された「<座談会>民事再生手続きの監督委員」です。

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遂に紙ジャケ・再発!知る人ぞ知る極上ポップ・ロック・バンドNo.4。ビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)「ライヴの美学(Live! In the Air Age)」(M)

H200704live_in_the_air_age  既にご紹介のように、知る人ぞ知る極上ポップ・ロック・バンド、ビル・ネルソン(Bill Nelson)率いるビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)のオリジナル・アルバム全作品が、遂に6月25日に紙ジャケ・再発。

 映画「メトロポリス(Metropolis)」(1927年)のシーンを使った、今見ても実にクールなジャケットの「ライヴの美学(Live! In the Air Age)」(1977年)は、ビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)のライヴ・バンドとしての実力が十二分に発揮された名ライヴ盤です。

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「ひたすらサービスをサービスとして純粋に磨き上げていく」。グーグル(Google)米本社副社長兼日本法人社長、村上憲郎氏。

H2007032 いつの間にか3年以上も続いている、テレビ東京の「日経スペシャル カンブリア宮殿~村上龍の経済トークライブ~」。

 最近は、テレビを全くといっていいほど見ない私ですが、八重洲ブックセンターで、帯に書かれた「自分が全力で取り組める一生の仕事を持っているかどうか、人生はその一点にかかっている。-村上龍」というコピーに魅かれ、同番組の単行本、村上龍「カンブリア宮殿 村上龍×経済人II」を購入。

 やはり一番面白かったのは、今世界が最も注目する企業、グーグル(Google)米本社副社長兼日本法人社長、村上憲郎氏の話です。

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遂に紙ジャケ・再発!知る人ぞ知る極上ポップ・ロック・バンドNo.3。ビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)「モダン・ミュージック(Modern Music)」(M)

H200702modern_music_2  既にご紹介のように、知る人ぞ知る極上ポップ・ロック・バンド、ビル・ネルソン(Bill Nelson)率いるビー・バップ・デラックス(Be Bop Deluxe)のオリジナル・アルバム全作品が、遂に6月25日に紙ジャケ・再発。

 全英17位、全米96位にチャート・インした前作の「炎の世界(Sunburst Finish)」と同年に、たたみかけるようにリリースされた、4作目「モダン・ミュージック(Modern Music)」(1976年)は、時代をいち早く先取りした近未来SF的趣味と見事な構成が光る彼らの最高作であるとともに、当時のアナログB面だった「モダン・ミュージック(Modern Music)」組曲は、音楽にとりつかれてしまった私にとってはテーマ・ソングのような思いれのある曲です。

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EURO2008(ユーロ2008)の「リスペクト」キャンペーン(RESPECT campaign)

 スペインの鮮やかな優勝で、ゲームも面白ければ、最終利益も前大会比5%増で損益も良しということらしく、大成功のうちに閉幕したEURO2008(ユーロ2008)。

 大会最優秀選手のシャビ・エルナンデス(Xavier Hernández)は、1999年のナイジェリアでのFIFAワールドユース選手権のU-20スペイン代表で、小野伸二、高原直泰、稲本潤一らの黄金世代のU-20日本代表と決勝戦で対戦し、小野の欠場もあり0対4で叩きのめされた相手。このところ元気がない日本の黄金世代もこれを機にぜひ奮起してほしいものです。

 ところで、このところ、チェツクを欠かせなかったUEFA(Union of European Football Associations。欧州サッカー連盟)のサイトによると、EURO2008(ユーロ2008)ですが、「リスペクト」キャンペーン(RESPECT campaign)により、友好的な雰囲気という点でも大成功だったそうです。

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