何度食べても飽きない飲茶セット。「過門香(かもんか) 銀座店」
銀座一丁目駅に直結の「過門香(かもんか) 銀座店」は、「土風炉」「鳥元」などの和食店を展開する株式会社ラムラが経営する中国料理店。数年前に銀座店をオープン後、現在は4店舗に拡大。
バブル期のディスコを思い起こさせる豪華な内装、和食チェーンの経営といったイメージを覆す、中国人点心師による点心と繊細な味のスープが味わえるランチの飲茶セット(1,350円)は、オープン以来、何度食べても飽きない本格派です。
「過門香」とは、門の前を通り過ぎようとする人々が漂う香りに惹きつけられ、思わず門をくぐってしまう様子を表現している言葉とのこと。
オープン当初は、確か四川、広東、上海、それぞれを担当する中国人特級料理師が招聘されていましたが、現在も基本的には四川、広東、上海の混合スタイルを踏襲。
お勧めは、繊細さが光る広東料理。繊細なうす味が不満な方は、麻婆豆腐などの四川料理も選べます。
特に、点心はかなりのハイ・レベルだと思います。
海老蒸餃子、蟹の卵入りシューマイなどの5種類の点心は、オープン当時からほとんど変化がないのですが、普遍的なおいしさで飽きません。
広東風の繊細なダシの効いたスープも、ほのかな酸味がアクセントとなっていておいしい。
以前は、ランチの際に、ふかひれ入りスープへのグレード・アップ・サービスがあった時代もありました。
ライスではなく、これまた繊細なダシが楽しめるおかゆの選択も欠かせないポイントです。
デザートは、セットと別でプラス300円ですが、広東料理と同様な繊細な味。
左写真は、マンゴープリンで、ミントの葉がアクセント。
杏仁豆腐なら、最近よくあるタイプの「過門香特製 濃厚杏仁豆腐」ではなく、「特製やわらか杏仁豆腐」を選びたい。
ライチの酸味が利いた、繊細で上品な味。
以前は、結構行列ができていましたが、現在は客足も落ち着いています。
そして、プライバシーが確保できるボックス席も多く、広い店舗でもあることから何かと使えるお店だと思います。
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