アミューズにはパフューム(Perfume)がいます!パフューム(Perfume)「Fan Service〜Prima Box〜[3CD+DVD]」(M)
パフューム(Perfume)「Fan Service〜Prima Box〜[3CD+DVD]」は、絶版となっていた、アミューズ傘下のインディーズBEE-HIVEレコードのシングル3作品
・ビタミンドロップ(+引力)
に、特典DVD『Prima DVD』を加えた、完全限定生産の4枚組セット。
このうち、「スウィートドーナッツ」、「モノクロームエフェクト」、「ビタミンドロップ」、「引力」は、「Perfume〜Complete Best〜」(2006年)に収録されているがその他は未収録。
やはり、最大の聴きものは、アミューズのテクノ・ポップ・アイドル第1号、ジューシィ・フルーツ「ジェニーはご機嫌ななめ」のカバーでしょう。
他の曲もそうなのですが、中田ヤスタカのパーフェクトなサウンドが、この頃から全開で、文句のない出来です。
ところで、ジューシィ・フルーツは、近田春夫のバックバンドだった「BEEF」を前身に、1980年デビュー。近田春夫がキングから日本コロムビアに移籍する際に、近田春夫名義では半年間レコードを出せないため、バック・バンドだけ先にデビューさせてみたところ、「ジェニーはご機嫌ななめ」(1980年)が思いがけずヒットしてしまったらしい。
You Tubeより、「ジェニーはご機嫌ななめ」。
http://www.youtube.com/watch?v=LJbsL9vbGWU&feature=related
確か、1983年頃に、早慶バンド合戦というイベントに私のバンドが出た時のゲストが、かなり後期のジューシィ・フルーツでした。
ドラムスが、オリジナル・メンバーの高木利夫ではなく、Shishonenの友田真吾でしたが、「一人DUB(ダブ)」と称する、ディレイをかけたハイハットやスネアの音を人力で再現する芸をやっていて、それが面白かった印象があります。
そこで、当時一緒にバンドをやっていた、いまやROVOやザ・スリルのメンバーなどで活躍し、日本を代表するパーカッショニストになった岡部洋一に、「一人DUB(ダブ)」をよく真似てもらった思い出があります。
というわけで、おじさんの郷愁を誘うパフューム(Perfume)、これからも応援します!
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コメント
覚えてますよ、早稲田に来たときのジューシー・フルーツ!
たしかリハがのびて開場が遅れてて、
僕ら観客は外で待たされてたとき、
中から沖山ユージがベースでJapanの「Sons of Pioneers」のフレーズを延々と弾いてるのが聴こえてきましたっけ。
投稿: K2 | 2008年5月22日 (木) 00時20分
K2 さん、コメントありがとうございます。
「錻力の太鼓(Tin Drum)」(1981年)のこの曲ですね。私はさすがに覚えていませんでしたが・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=nK91a4vii3g
沖山優司のミック・カーン・ベースに、友田真吾の「一人DUB(ダブ)」、人間の脳細胞は面白いものですね。
投稿: Accounting&Music | 2008年5月23日 (金) 00時54分
《ジェニーはご機嫌ななめ》は、唄が相当うまくないとキマりません。
ということで、若いけど唄のウマイ人の登竜門になってるみたいです。
Perfumeバージョンではのっちの唄のウマさが目立ちますね。
しかし、富田 恵一プロデュースの中でも、若さ、ルックスで最高に
カッコいい稲森 寿世のファーストシングル《GIRLS STYLE》.
C/W が【ジェニーはご機嫌ななめ】。
稲森 寿世バージョンには、Perfumeも中田ヤスタカも完全に負けてる。
アレンジは富田 恵一ではないですが。
もっとも、このシングル 冨田恵一アレンジ《GIRLS STYLE》が
素晴らしいので、C/W 【ジェニーはご機嫌ななめ】。が地味という
ありさまですが。
投稿: tommy sasuga | 2008年6月19日 (木) 22時02分