声良し、ルックス良しの「新世代のフランクシナトラ」。ウーター・ヘメル「ヘメル」
昨年、デビュー・アルバム、「ヘメル」を発表したウーター・ヘメルは、1977年オランダ・ハーグ生まれの「ジャズ」歌手。
「ジャズ」歌手と分類されているけれども、作詩作曲ができるとともに、マイ・スペースで影響を受けた音楽としてジョニ・ミッチェルやルーファス・ウェインライトも挙げており、ジャズ寄りシンガー・ソング・ライターというのが適切かも。
声良し、ルックス良しの「新世代のフランクシナトラ」、ウーター・ヘメルは、昨今の巷にあふれるシンガー・ソング・ライターの中でも、そのジャズ寄りの音楽性、その華やかさでひときわ目立つ新星です。
ウーター・ヘメル「ヘメル」のプロデューサーは、最近、玄人筋の評価が高い、ウーター・ヘメルと同じ1977年生まれのオランダ人、ベニー・シングス(ウーター・ヘメルがあまりにも童顔なので同じ年齢には見えませんが・・・)。
左写真の「ベニ-・・・アット・ホーム」(2007年)が好評なベニー・シングスも、同様のジャズ寄りシンガー・ソング・ライターですが、ジャズ歌手と分類されてしまうジャズ寄り度、フランクシナトラにたとえられるその華やかさで、ウーター・ヘメルの方が私は好みです。
また、ウーター・ヘメルのルックスの良さは、ミュージック・ビデオ映えします。日本での発売元、ブルース・インターアクションズのWEBで、「breezy」、「Don't ask」のビデオが無料で見れますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。
おシャレで、ポップで、ジャズ寄りスタイル・カウンシルという感じがし、あのカフェ・アプレミディの橋本徹氏も絶賛しているのがよくわかります。
ウーター・ヘメルですが、ありそうでなかった、新しいタイプのシンガー・ソング・ライターのような気がしますがいかがでしょうか?
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