ロバート・パ-マー(Robert Palmer)を大いに讃えるNo.5。 「ダブル・ファン(DOUBLE FAN)」(M)
2007年デジタル・リマスターの9枚組ボックス・セット、ロバート・パーマー「アイランド・イヤーズ(ISLAND YEARS 1974-1985)」(2007年)からの4枚目は、「ダブル・ファン(DOUBLE FAN)」(1978年)
「ダブル・ファン(DOUBLE FAN)」は、4曲はフィラデルフィア・ソウルで有名なスタジオであるシグマサウンドでのトム・モールトンのプロデュース、6曲がいよいよロバート・パーマー自身のプロデュースです。
プレイボーイ3部作の最後を飾る、脱ぎ捨てた水着を見てニヤニヤするジャケットの「ダブル・ファン」、ロバート・パーマーの作品の中で一番ソフト&メローな作品かもしれません。
1曲目「愛しき人々(EVERY KINDA PEOPLE)」は、元フリーのアンディ・フレーザーの作。アンディ・フレーザーは、15歳でフリーでデビューし、18歳でフリー「オール・ライト・ナウ」(1970年)という全英2位・全米4位のヒット曲をボーカリストのポール・ロジャースと共作した天才ミュージシャン。
「愛しき人々(EVERY KINDA PEOPLE)」は、全米16位とロバート・パーマーにとってこれまでの最大のヒット曲になりましたがいい曲です。
「愛しき人々(EVERY KINDA PEOPLE)」もそうですが、4曲のシグマ・サウンド録音があるせいか、全体的には、ロバート・パーマーの作品の中で一番ソフト&メローなスウィート・ソウル・ミュージック。
アラン・トゥーサン作のリー・ドーシー提供曲「ナイト・ピープル」や、おなじみキンクスの「ユー・リアリー・ゴット・ミー」のカヴァーもどことなくいつもより洗練されたファンキー振りです。
この作品はアルバムでも全米45位と今までの作品よりヒットしたようですが、正直言って、私的には、ロバート・パーマーにしては、アクの強さがなさすぎるような感じがいたしますがいかがでしょうか?
本作で、大人のシンガーとして完成されてしまったかのようなロバート・パーマーですが、次作以降、どんどん新しいスタイルへ挑戦し、ますます本領を発揮して行くことになります。
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