エリオット・スミス(Eliot Smith)-絶望(Despair)+レプレコン(a leprechaun)=のこの髭面の男は?リアム・フィン(Liam Finn)「I'LL BE LIGHTNING」
私が最も好きなシンガー・ソング・ライターであり、昨年「Time on Earth」で復活を果たしたニュージーランドを代表するロック・バンド、クラウデッド・ハウスのリーダー、ニール・フィンの長男リアム・フィン(Liam Finn)です。
1983年生まれのリアム・フィンは、従来はBetchadupaという自身が率いるバンドでの活動したり、ビートルズ・カヴァー集である映画「アイ・アム・サム」のサントラでニール・フィンと「トゥ・オブ・アス」をカヴァーしたり、昨年復活を果たしたクラウデッド・ハウスのUSツアーのオープニング・アクトを務めたりしているようです。
デビュー・アルバムの「I'LL BE LIGHTNING」は、ニュージーランドやオーストラリアで昨年8月に発売され、米国や英国では本年1月に発売されましたが、日本での発売は未定のようです。
残念ながら2003年に34歳の若さで自殺してしまったエリオット・スミス(Eliot Smith)から、絶望(Despair)を差し引き、 アイルランドの髭面の老人の姿の小妖精であるレプレコン(a leprechaun)を足すとリアム・フィンになるというRolling Stone紙の紹介文、なかなか音楽性をうまく言い当てていると思いますが、もっと簡単に言うと、声といい哀愁漂うソングライテイングといい親父さんのニール・フィンにそっくりです。そうまさに、ニール・フィン・ジュニアという感じなのです。
Finn一家といえば、ニール・フィンの兄、リアム・フィンのおじさんで、元スプリット・エンズのリーダー、ティム・フィンも昨年新譜「Imaginary Kingdom」を発売しております。ニュージーランドの誇るFinn一族の活発な活動は嬉しいかぎりですが、なぜどれも日本盤がでないのでしょうか?特に、ドント・ドリーム・イッツ・オーバーという1982年の全米2位のヒット曲で一世を風靡したクラウデッド・ハウスの14年ぶりの復活アルバムは、ぜひ日本盤を出してほしいところです。
ところで、リヴォン・ヘルムのような髭面のリアム・フィン、童顔のニール・フィンと比べると、どちらが親父なのかわからない印象がありますね。
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