ロバート・パ-マー(Robert Palmer)を大いに讃えるNo.3。「プレッシャー・ドロップ(Pressure Drop)」
2007年デジタル・リマスターの9枚組ボックス・セット、ロバート・パーマー「アイランド・イヤーズ(ISLAND YEARS 1974-1985)」(2007年)からの2枚目は、 「プレッシャー・ドロップ(Pressure Drop)」(1975年)。
エリック・クラプトンによるボブ・マーリーのカヴァー「アイ・ショット・ザ・シェリフ」(1974年)を意識したのかしていないのか、タイトル曲「プレッシャー・ドロップ」は、映画「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」のサントラ盤(1972年)にも収録されていたトゥーツ&メイタルズのレゲエの名曲。
本作から始まったプレイボーイ路線のジャケットの「プレッシャー・ドロップ」、半分が前作同様のニューオーリンズ・ファンク、半分が都会派ソウルのこれまた聴きあきない作品です。
先日ご紹介したロバート・パーマー「スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー」のミュージシャン・クレジットがない件ですが、その後発見した音楽情報HP「洋楽専科・夜明けの口笛吹き」という素晴らしいサイトのコンテンツによると、ロバート・パーマーが正式に労働ビザを取得していなかったせいで、アメリカで収録を行った証拠を隠すためにミュージシャン・クレジットが記載できなかったという事情があったようです。
こちらは、ミュージシャン・クレジットがちゃんと記載されたロバート・パーマー「プレッシャー・ドロップ」については、リトル・フィートのメンバーが全員参加しています。ただし、リズム隊は、リトル・フィート組:ケニー・グラッドニー(B)&リッチー・ヘイワード(D)とモータウン組:ジェイムス・ジェマーソン(B)&エド・グリーン(D)の2組を使い分けており、そのせいで半分が前作同様のニューオーリンズ・ファンク、半分が都会派ソウルという内容になっています。
1曲目「ギヴ・ミー・アン・インチ」をはじめとする都会派ソウル曲でのソウル・シンガー振り、「プレッシャー・ドロップ」のミクスチャー感、前作における「セイリング・シューズ」と同様のリトル・フィート「セイリング・シューズ」からのカヴァー「トラブル」での強烈なシンコペーションなど、聴きどころ満載です。
2007年デジタル・リマスターの「プレッシャー・ドロップ」、やっぱりバラ売りしてほしいところですね。
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